2011年3月 2日 (水)

ペリト・モレノ氷河の上を歩く(アルゼンチン・パタゴニア)

001 パタゴニアより帰国いたしました。今回は天候にも恵まれ、南米最高峰のアコンカグア山や、チリのパイネ国立公園のハイキング中に綺麗なパイネの角も望むことができました。その中でも、パタゴニア地方のハイライトでもあるペリト・モレノ氷河での氷上トレッキングをご紹介したいと思います。
 氷上トレッキングが入っているツアーもなかなか少なく、皆さまも大変楽しみにしていた様子でした。まずは船に乗り、リコ湾を渡って向こう岸へ。船を下りて少し歩くと小屋があり、そこで不要な荷物を預けます。氷の上は意外ととがっているのでバランスを崩したら大変!なるべく身軽でいることがいいとガイドさん。まだ氷河は見えないけど?と思いますが、まずはその氷河を目指してジャングルウォーキング、だんだんと迫ってくる氷河の大きさは圧巻!と思っていると、ガイドさんがあっち!と指さす方向をみると、轟音と共に氷河が目の前で崩落!写真を取る間もありませんが、ここは自分の目でみてその瞬間を逃さない方がいいところです。

いよいよ氷河が目の前にきました。ここで、アイゼンと呼ばれる鉄のかんじきの様なものを002 足に付けますが、心配は無用。ガイドさんが丁寧に付けてくれます。終わったら少し周りを歩き、ならしてからいざ出発。まずは砂も混ざっている道を進みますが、だんだん見渡す限りの氷河の白とクレバスに溜まった水の青のコントラストが美しい景色に感動します。周りの山の景色も相まって、自分が氷河の上にいることを実感できるひと時です。どの道を通るかは決まっていません。刻々と形を変える氷河では、先導するガイドさんが道を決めます。安全のため、ガイドさんが通った道をみんな一列で進みます。いくつかのグループの人たちも重ならないようにいる為、たまに遠くに見ることができます。景色の綺麗なところでは写真も撮れます。先日、展望台からはるか遠くの氷の上にアリの行列のようなものが見えるけど何だろう?と思ったことを思い出しました。見えた小さい影はまさにこの氷上トレッキングをする人々だったのです。ハイキングは所により坂を登る所もあり、充実感もたっぷり。そろそろ終わりかな、と思った時に向こうの方の氷の上に木のテーブルが。上にはウィスキーのボトル!!なんと氷河の氷をその場で取ってきてオン・ザ・ロック。疲れた体もなんのその、ここでのガイドさんの粋なはからいに元気になったところで最後の高台に上がり、深いクレバスの蒼い水たまりを堪能してハイキングは終了。小屋まで戻ってここでサンドウィッチ等の昼食を食べながら帰りの船を待ちます。ここから見える氷河は、展望台から見ることができない角度で楽しむことが出来ます。
ペリト・モレノの氷河に来たら、展望台から眺めるのももちろん最高ですが、氷河の上を歩くのもまた別の楽しみ方です。氷河の白とクレバスの水の蒼が取り巻く美しい世界を体験をすることができました。(佐々木恵子)

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