世界遺産!クルシュー砂州の魅力
バルト三国より帰国しました。今回はリトアニアから入り、バルト三国の中でも最大の街、ラトビアのリガを通り最後はエストニアのタリンへ向かう、見所満載の8日間でした。
今回ご紹介したいのは、その中のひとつ、リトアニアのクルシュー砂州。クライぺダの港から、フェリーに乗ること10分あっという間に対岸へ。細長い砂州で、全長98㎞のうち、北側52㎞がリトアニア領、残りはロシアの飛び地、カリーニングラード州に属しています。
ここは、またの名をネリンガとも呼ばれています。ネリンガとはこの地に伝わる伝説に登場する巨人の少女の名前。遥か昔、この地に住みついて漁師たちの手伝いをしていた巨人の少女。ある時、大きな嵐がやってきて何年も漁が出来ない状態が続いていた時、ネリンガが自分のエプロンで砂を運んでこの砂州を作ったと伝えられています。おかげで漁師たちは、静かになった内海のクルシュー海で漁を再開することができたそうです。
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