2011年5月12日 (木)

ウガンダバナナを召し上がれ

Banana

 昨日はウガンダのゴリラトレッキングについてお話いたしましたが、本日は、感動の対面を果たしたマウンテンゴリラと同じくらい、参加されたお客様の心に残っているであろう、ウガンダのバナナについてお話致します。

 首都のカンパラから少し走ると、車窓からはバナナ、バナナ、バナナ畑。10秒間バナナ畑を見ないことはないね、というお客様の声の通り、至る所にバナナが茂っています。そして、バナナを大量に積んだトラックと何度すれ違ったことでしょう。自転車にぎっしり房がついたバナナを積み、重そうにペダルをこぐ男性も。市場に売りに行くところのようです。

 ウガンダの主要産業は農業で、主にコーヒーや紅茶、綿花等を輸出用に生産していますが、主食として食べられるバナナも沢山生産され、一人当たりの年間バナナ消費量は世界の中でもトップを争うといわれています。
 バナナの種類は数十にも及ぶといわれ、デザート用に食べる甘いバナナはもちろん、調理して食べる甘くないバナナもあります。主食としてよく食べられるのは蒸してつぶしたマッシュバナナ。肉や豆の煮込み等にマッシュポテトのように添えて食べられます。

Roastbanana

 宿泊したロッジの庭にもバナナが茂り、これ食べたい!といったら夕食にマッシュにしてサーブしてくれました。マッシュバナナは少し粘り気があり、里芋のような感じですが、後味はほんのり甘みがあります。また、移動中、屋台のようなところでお味見に買った焼きバナナは、熱するとトロトロになってしまうバナナとは異なり、甘く、ほっこりとしています。焼き芋みたいでおいしい!と好評でした。

 日本ではエクアドルや台湾バナナをよく見ますが、ウガンダバナナは見かけないため、これほどバナナを食べる国という印象はないのではないかと思います。日本ではなかなか食べられない分、現地でたっぷりウガンダバナナを召し上がって頂きました。(川井)

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