南太平洋の楽園で花の芳香に包まれる旅(タヒチ)
先日「南太平洋の楽園、タヒチ島の休日」より帰国致しました。今回はユーラシア旅行社25周年の謝恩特別企画です。
ちょうど雨期が終わり乾期に入った現地に飛行機で降り立つと、青空の下、南国らしい
少し湿り気のある暑い空気に触れ、南太平洋の楽園に到着!ということを肌で実感しました。雨期が終わったばかりということで、木々の葉はたっぷりと水分を含んで瑞々しく、とても清々しい印象を受けました。
ファアア空港の建物内に入ると、白い花の蕾を手渡されました。これがなんとも清楚な良い香り。この花はフレンチポリネシアの国花であるティアレ・タヒチ。タヒチのシンボルであるこの花はエア タヒチ ヌイの機体の尾翼にも描かれています。ティアレの蕾を耳の後ろに差し、いよいよタヒチの旅が始まります。
ティアレ・タヒチはクチナシと同じガーデニア科に属すタヒチの固有種です。面白いことに同じ木に咲く花でもその花弁の数が、6~8弁と色々あるようです。中でも8弁の花は四葉のクローバーのように、幸福を運んでくるという素敵な言い伝えがあります。日本でも、末広がり、ということで8は縁起が良いとされる数字ですね。日本から遠く離れた南国との小さな共通点が見つかり、さらに親しみが沸きました。
首都パペーテの市場では、ティアレ・タヒチを用いた様々な製品がお土産として多く見掛けました。ティアレの香りがするモノイオイルや石鹸など、香りで旅の想い出を振り返ることができて好評のようです。
ツアー中、ご希望の方は、ホテルにてティアレ・タヒチを用いたフラワーレイメイキング教 室にご参加頂きました。先生がその日に摘んだ新鮮なティアレ・タヒチやブーゲンビリア、ハイビスカスなどを両手いっぱいに持って登場すると、たちまちその場に素敵な芳香が漂います。皆様良い香りに包まれなが熱心に花を繋げていき、次々と見事なレイが完成しました。最後にレイを首にかけ、ハイビスカスの花を耳の後ろに差して記念写真をパチリ。南太平洋の楽園ならではの、のんびりとした一時をお楽しみ頂きました。(足立)
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