2011年6月14日 (火)

新しい旅のかたち~船内生活について~

Msc昨日に引き続き、「煌めきのアドリア海・エーゲ海クルーズ 11日間」ツアーでのお話をさせて頂きます。本日はクルーズについてです。
「クルーズの旅は、船内で退屈しそうだ」というご意見を耳にします。実際に乗船されたお客様からは、ツアーの最後に、「退屈する暇なんてなかった!」とお言葉を頂くのですが、そうは言っても、乗船してみるまではイメージが湧きません。
一体、どのように1日を過ごしているのでしょうか。ツアーのある日を例にご紹介します。

Msc_2<6:00>
起床。軽く身支度を整えてビュッフェレストランへ。
<6:30>
朝食。入港が早朝の日は、レストランもその時間に合わせて準備されるので、食事できない心配はなし。ましてやお弁当ということもありません。
<7:00>
予定通り入港。接岸後、下船準備完了までには30分ほどかかります。

<7:45>
下船してオプショナルツアーに参加。ツアーならば効率よく観光地を訪問でき、「○○時までに船に戻らなきゃ・・・」という不安もありません。もちろん、自分だけで自由に散策もできます。
<11:30>
帰船。
<12:00>
昼食。慣れないうちはビュッフェレストランへ足が向いてしまいますが、楽な反面、あまり落ち着いて食事できません。今日はは思い切ってダイニングレストランへ。食事も美味しく、バリエーション豊富、ウェイターがサーブするのでらくらくです。飲み物代は船内カードで精算、サインだけで終了。
<13:30頃>
汽笛とともにゆっくり出港。急いでデッキへ。デッキにはたくさんの人!この時は船尾側がお勧めです。少しずつ離れていく街を眺めて写真を撮ります。陸が遠くなったところで一旦部屋へ。
<14:00頃>
午前中にすでに部屋掃除が完了しているので、昼寝やシャワーもよし。でも今回は船内探検へ。
<14:30>
プールデッキにてエアロビクスレッスンに参加。食事が美味しくてつい食べすぎてしまうので、意識的に運動!優しい動きで程よく汗をかいて終了。
<15:00>
ビンゴ大会に参加。10ドルでカードを購入。もちろん当たれば賞金ゲット!番号が呼ばれる度に皆、言葉が通じなくても一喜一憂。結果は・・・内緒です。
<16:00>
アフタヌーンティータイム。美味しい紅茶に焼きたてスコーン、ケーキ、サンドイッチなど、目移りします。食べすぎると夕食に響く、でもおいしそう。葛藤が続きます。

Msc_3
<17:00>
船内ショップでここでしか買えないMSCグッズを購入。お土産にお勧めです。そろそろ部屋へ戻り、夕食前の身支度。
<18:30>
ダイニングレストランにて夕食。いつも同じテーブルなので、席を確保する必要もなく、ウェイターも毎日同じ人なので何も言わずとも「今日もコーラでいい?」と尋ねてくれます。ワイン好きの方にはボトルキープしてくれるのも嬉しいところ。食事は、胃腸の具合と相談して好きにオーダー可。本格イタリアンに舌鼓。
<21:30>
シアターにてフラメンコショーの見学。プロのダンサーが舞台を務めるので、見ごたえたっぷり。もちろんお金はかかりません。ショーは言葉が分からなくても楽しめるものが日替わりで用意されています。
<23:00>
就寝。

いかがでしょうか。船内で催されるイベントは毎日変わり、乗客を飽きさせませんし、また、今回の旅は毎日どこかに寄航したため、毎日が本当にあっという間でした。一方で、クルーズ中に“終日航海日”が予定されているツアーですと、1日自由に時間を使えます。何かをしなければ、と思う必要はありません。何もしないでのんびりするのも、緩急のメリハリが出てよいのではないでしょうか。
添乗員同行で安心のツアーでありながら、個人旅行のように時間を好きに使える自由もあるクルーズツアー。新しい旅のかたちです。(江間)

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