2011年6月27日 (月)

ルナレインボーでつながる日本の絆(南アフリカ)

002 先日、東部・南部アフリカの7か国を巡る「アフリカ悠久浪漫の旅 17日間」より帰国致しました。このツアーは、アフリカの見所をぎゅっと凝縮したご旅行で、1度でアフリカの見所を全て見たいという方にお勧めです。野生の動物を間近にご覧頂けるドライブサファリで旅は始まり、大迫力のビクトリアの滝やアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロをご覧頂き、世界で最も美しいと言われるナミブ砂漠で旅は幕を閉じます。また、大自然を堪能していただくだけではなく、人気の観光地として名高い南アフリカの大都会ケープタウンでたっぷり3日間滞在しました。国をまたぐごとに新たな景色が飛び込んできて、毎日が見所いっぱいのツアーです。

その中で、今回ご紹介させていただくのはビクトリアの滝のルナレインボーについてです。

皆様は、「ルナレインボー」をご存知でしょうか?「ルナレインボー」とは、月明かりによって見える夜の虹のことです。月の光が十分明るい夜であり、滝の水煙が多くなければ見れない神秘的な光景で、条件が揃わないとなかなか見る事が出来ない光景です。 

001 いよいよルナレインボーとのご対面。お昼の観光と同じ展望台へ歩いて近づいていくと、一人のお客様が「見えた!」と叫ばれました。その瞬間、皆様一斉に顔をあげ、広がる景色に思わず息をのみました。街明かりの灯るビクトリアフォールタウンの上空に、ビクトリアの滝は水煙を吹き上げ、その上空には青白く光る虹!今まで見たことのない虹が目の前に現れます。7色までははっきりとは見られませんが、青白く色がグラデーションになっていて、肉眼で確認することが出来ました。そのなんともロマンチックな虹は、私達の目を釘付けにします。幻想的な風景を、心ゆくまで目に焼き付けて頂けるように約1時間かけてたっぷりと展望台に滞在しました。その間にも月の位置が変わり、虹の大きさや円の形もどんどん変わっていきます。

  思い思いに虹を楽しんでいただいていた時のことでした。
「日本人ですか?観光にいらしたのですか?」
と声をかけられました。ふりかえってみると、そこには日本人の若者グループが。お話をさせて頂くと彼ら(彼女らは)海外青年協力隊としてアフリカに滞在している方々だというではないですか。協力隊の方々はそれぞれ、「障害者支援」「小学校の数学教育」「医療機関での看護」など様々な分野で、アフリカ各地(ウガンダ、マリ、エチオピア、マラウィなどなど)で活躍されているとのことでした。この珍しい現象を見るためにアフリカ各地から集まり活動の話をしたり久しぶりの再会満喫していました。アフリカの大地で活躍する日本人を結びつける虹ルナレインボー。なんだか景色の美しさだけでなく日本人としての誇りを感じた観光でした。 (霍間)

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