2011年7月 1日 (金)

【共通テーマデー】忘れられない味~インド~

私がまた食べたいなあとしみじみ思い出すのはインドのダージリンで食べたチベット風野菜スープにパンです。数年前の6月にインドを旅していた時に、35度を越す猛暑とタフなインド人との対戦に疲れて涼しいところへ行きたいとコルカタよりダージリンを目指しました。いざ到着してみると10度以上は涼しく、ほっと一息つきました。

Tibetsoup しかし急激な気候の変化に体がついていかず、お腹を壊してしまいました。かくしてダージリン滞在中は宿から離れることが出来ず(トイレがない場所に行くのが不安)ほとんどホテルで過ごしていました。そこで宿の人が作ってくれたのが、このチベット風野菜スープにパンだったのです。ダージリンの住民はネパール系やチベット系が多く、私が宿泊していた宿屋もチベット人が経営しており、食堂ではチベット料理も振舞っていたのです。パンはあつあつでほかほか、意外にもしっかりとした食感。丸いかたちも可愛らしく、大きいのでおなか一杯になりました。スープは菜っ葉を炒めたものでシンプルで胃に優しく染み渡る味でした。毎朝このメニューを食べ、少しずつ回復しました。

ダージリンはブータン、ネパール、チベットに程近く、インドの中でもヒマラヤ文化圏の地域なので、町のレストランのメニューもインドおなじみのカレーよりもチベット料理のモモなどが多く、陸続きで繋がっているのだな、随分遠くに来たなということを実感しました。今度はチベットにてチベット料理を是非食べてみたいです。

ダージリンを後にし、デリーへ行くとそこはまた35度の世界でした。ああ、相変わらず暑いとうんざりしていると、同じ宿に泊まっていた人が世界で一番おいしいマンゴージュース屋があるんだよと教えてくれました。その人によると世界1位と世界2位のお店がメインバザールの野菜市場にあるという。その人曰く2位のお店が最初1位だったのだけど、1位のお店のを飲んでみたら、あっさりと順位が入れ替わったのだそう。

Mangojuiceメインバザールの野菜市場にあるマンゴージュース屋さんは3つあって、1つ目はどうでもよく、2つ目が2位のお店で、一番奥にあるのが1位のお店。なるほど、1位のお店は並んでいるマンゴーからして違う。形も整っているし、色艶も綺麗。なんといっても店主のおじさんのシャツが小奇麗。この屋台の画期的な点は写真をご覧頂くと分かる通り、5ルピーと価格が明示してあることです。値段などあってないインドにおいて看板に値段を書いてある店主の心意気は素晴らしい。ジュースの作り方は至ってシンプルで、マンゴーと砂糖を入れてミキサーにかけ、それを魔法瓶の大きい桶みたいなもので冷やす。グラスになみなみと注がれたマンゴジュースはキンキンに冷えていて、とっても濃厚でおいしい!常温、もしくは生ぬるいものしか飲んでいなかったので生き返った気持ちでした。

 6月の北インドの平地はとても暑く体力を奪われ大変でしたが、あのマンゴージュースを飲む為にもう一度猛著のデリーを訪れたいと思うほどです。(野川)

>インドへの旅はこちら

【共通テーマデー「忘れられない味」】
〔添乗見聞録編〕~チベット風野菜スープ~
〔倶楽部ユーラシア編〕~リビアのクスクス~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~キューバのモヒート~
〔ろまねすく通信編〕~ブータンのエマダツィ~
〔船の旅便り編〕~アマゾンのピラニアの素揚げ~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~インダー族の魚とトマトの煮込み料理~

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