スペイン・アンダルシア地方のひまわりを訪ねて
ここへと通じる道は左右にいろいろな畑が広がる丘陵地帯。もちろん、その畑の中にはひまわり畑もあるはずなので車窓より探していると、ありました、黄色のパッチワークのようなひまわり畑。道路より近くのところ、遠くのところに黄色のじゅうたんのような部分が広がっています。
バスの中は一瞬で華やぎ、次の瞬間にはもっと近くで見たいという気持ちと見られたという安堵の雰囲気が車内を満たしました。
残念ながらこのときには高速道路を走行中であったためバスを停めることができなかったのですが、次のチャンスへと皆の期待が高まります。
ちなみにひまわりですが、原産地は北アメリカで、紀元前からインディアンが食用や医薬用、儀式用などに幅広く使われていました。
大航海時代の後の16世紀、スペイン人によってヨーロッパへ持ち込まれました。最初は観賞用として東の方に広がっていきましたが、19世紀になってからにようやくロシアで食用的価値が認められ、大規模栽培が始まり、油を搾取するための改良が進んでいきました。そしてバラやチューリップのように早咲き・遅咲きのような色々な種類の花ができたのです。
今回見られたのは早咲きの種類。世界中に広がる過程で江戸時代に日本にも入ってきました。 
ツアーの行程はその後、まだひまわり畑にて写真を撮れずにいるまま、アンダルシア地方最終日を向かえてしまいました。
崖の上に広がる小さな町ロンダから進み、14世紀に立てられた現役の宮殿「アルカサル」のあるセビリアまでが最後のチャンスです。
期待に胸を膨らませながらロンダのパラドールを出発。
セビリアまでの半分の道のりを過ぎた辺りからひまわり畑が広がってきました。
そして、いよいよ畑に足を踏み入れる時、到来!バスから見ていたひまわりの丈は小さいものに見えていたのですが、実際に近づいてみると160cm以上あり、畑の中に入ると皆さんがどこにいるか分からなくなってしまうほどの高さでした。
それぞれにひまわり畑全体の写真を撮ったり、一緒に撮影をしたりと僅かな時間ではありましたが楽しいひと時を過ごしました。
開花状況はその年の気候によって左右されヒヤヒヤした分、皆様の笑顔を見て、咲いていて本当に良かったと心から思いました。
(大久保)
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