2011年8月25日 (木)

ノルウェーの最高傑作、フロム鉄道

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先日「北欧物語15日間」より帰国いたしました。
ノルウェーのフィヨルド沿いにバスや鉄道、クルーズに乗り物を換えながら北上し、ヨーロッパ最北のノールカップを訪問し、その後、フィンランド、スゥエーデン、デンマークを巡り、北欧の歴史、文化、民族に触れるツアーです。
様々な乗り物に乗り換えていろんな場所から景色をご覧頂けるのが今回のツアーの魅力で、今日はその中でもノルウェーの鉄道の最高傑作とも言われている「フロム鉄道」をご紹介したいと思います。
フロム鉄道とは、ベルゲン鉄道の駅があるミールダールからソグネフィヨルドの奥に位置する町フロムまで、渓谷にそってのびる鉄道です。1920年に着工し20年の長い歳月をかけて完成されました。当初はミールダール駅にベルゲン鉄道の資材を運搬する為に作られましたが、今ではその自然の美しさ溢れる渓谷が見られる鉄道として、多くの観光客が訪れています。

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世界中からお客様が来るので車内放送も、数カ国の言葉で案内がありますし、車内にあるテレビモニターで次の停車駅の町の情報を各国の言葉で表示するサービスがあります。日本語のアナウンスはございませんが、テレビモニターで日本語の案内がありましたので、とてもわかりやすく過ごせます。
このフロム鉄道、何がそんなに最高傑作と絶賛されているのかといいますと、傾斜度が18分の1とかなり急な勾配にもかかわらず、ロープや歯車を使わないという点です。また、トンネル工事のほとんどが手彫りで進められたそうで、20あるトンネルのうち機械が使えたのは2つだけ、はじめはなんと一人の線路工夫が一ヶ月かけて1メートル進むというペースだったそうです。つまりノルウェー史上最も厳しい難工事を完遂した鉄道なのです。
1940年8月1日に蒸気機関車として開通し、その4年後電気化され、今では新しい快適な車両でお過ごしいただけます。20のトンネルを通過しますが、トンネルを抜けた後に広がる景色右を見たり、お客様はカメラを手放す暇がなかったように思います。

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ショスの滝という大きな滝を通過する際に、電車は一時停止し、写真撮影のために数分間停車もするサービスもありました。このときにはどこからか音楽が流れてきて赤い妖精が現れる!?なんてことも。
昔は1時間15分かかって走ったこの鉄道は、今では約1時間で終点まで到着します。ゆっくり座って向かい合わせになった人と雑談をしながら車窓の景色を眺める。旅情そそるフロム鉄道からの風景を目的に、旅に出るのもいいかもしれません。 (霍間)

≪北欧へのツアーはこちら...≫

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