2011年8月 4日 (木)

中国のパワースポット!?中国東北部の聖山・長白山へ

Skylake

 先日、「聖山・長白山と世界遺産・高句麗遺跡13日間」より帰国致しました。

 このコースは中国東北部の3省(遼寧省・吉林省・黒龍江省)を巡る旅です。日本同様に夏を迎えていますが、緯度が日本の東北地方と同じ位で、湿気もさほどなく、気温は高くとも比較的過ごしやすい13日間の旅となりました。

 ツアータイトルにもなっている聖山・長白山、ユネスコ世界遺産に登録されている高句麗の遺跡群、北朝鮮との国境の図們に掛けられた大橋(向こう岸は北朝鮮)、ロシア建築が残るハルピン、多くの日本企業が進出している大連など、見所が多いツアーです。その中でも最近特に注目度の高い長白山に関してレポートしたいと思います。

 

長白山は吉林省と北朝鮮に跨る標高2,744mの山で、噴火により出来上がった天池(カルデラ湖)があり、朝鮮族の人々に聖山として崇められています。ソウルから近郊の牡丹江の空港には国際線が就航していて、韓国から今も多くの観光客の方が訪れています。中国の国土の北側・西側・南側が観光地として開放されていて、このコースでは北麓と西麓から2回長白山に登り天池を仰ぎ見るチャンスを2回持ちます。長白山だから山登り!?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、観光地として整備されているので心配ご無用です。

Steps

 いよいよ本日は待ちに待った長白山西側の観光です。
 朝8時頃、バスはホテルを出発。快晴!皆様、期待で胸が高鳴っている様子です。ホテルから長白山西側のメインゲートまではバスで約1時間。メインゲート改札をくぐり風景区内専用乗り合いのバスで天池を目指します。メインゲート付近で標高は既に約1,000m。一気にバスで2,000m付近を目指します。お手洗いを済ませ、準備万端。いざ天池を目指します。皆様、それぞれのペースで上へ上へ。階段は約1300段。早い方なら約30分。ゆっくり登っても1時間程で天池へ到着です。

Flower

回りには雄大な風景やお花が一面に咲きほこり、あっというまの登り道。そして、頂上。ついに夢にまで憧れた写真の天池が眼前に広がりました。天池は標高約2,200mの所にあり、吹く風が冷たかったですが、気持ちよくさえ感じました。

 大地のエネルギーを存分に受けて、心も体も軽くなり帰路の下り階段を下りました。(高山)

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