2011年8月23日 (火)

青海省に広がる天上のお花畑へ!(中国)

10先日、中国でも四番目の広さを持つ青海省の大自然満喫の旅より帰国致しました。青海省は、北東から時計回りに、甘粛省・四川省・チベット自治区・新疆ウイグル自治区と接しています。省都の西寧やゴルムドは青海チベット鉄道の乗車駅として知名度が高くなってきていますが、今回私たちは青海省の西部に広がる平均標高4000mの高原を4WD4台連ねて、高山植物を探しながら旅をすすめました。

私たちが日本を出発したのは7月中旬。イエローポピーは見ごろを少し過ぎていましたが、他の地域では幻と言われるブルーポピーの群生、レッドポピーや色とりどりの可愛らしい高山植物が咲く丘での散策を思う存分楽しむことができました。ツアーを通してお天気に恵まれ、お花と雄大な山々にカメラを向け、時間を忘れてシャッターを切るのに夢中になってしまうこともしばしばありました。一息ついて周囲を見渡せば、青い空と緑の山の稜線、5,000m以上の高峰には真っ白な万年雪が積もる風景・・・。都会の雑踏から逃れて大自然に囲まれていることに気づき、心も体もリフレッシュできました。

8青海省の見どころは高山植物や山だけではありません。遊牧民が飼育しているヤク(標高3000m以上に暮らす牛)や羊はもちろんのこと、野生動物もたくさん暮らしています。私たちは、野ねずみ・マーモット・キツネ・鹿・湿原や湖畔に暮らす鳥・鷹、狼までも間近に見ることができました。1頭の狼は、山から降りて食事を探していたのか、なんと私が乗っていた車の前に草原から飛び出してきました。狼もさぞ驚いたと思いますが、私たちも一瞬の出来事に驚いてしまい、残念ながらカメラを用意する間もありませんでした。

5_2街から街への移動の際は、遊牧のチベット族のテントも見ることができます。私たちは、羊の毛刈りをしている一家にお邪魔しました。彼らは羊を800頭飼っているそうで、子供から大人まで総出で働いているところでした。突然の訪問でも大歓迎してくれ、羊の手足を縛って大きなハサミで毛を刈り、その毛を綱引きの綱のようにくるくると束ねる作業を見せてくれたり、小さな子供は得意げ裸馬に乗って写真撮影に応じてくれたりしました。このように車窓からもチベット族の生活の様子を垣間見ることができますし、田舎の街や食堂では装飾がきれいな民族衣装を着たチベット族を見かけることも多く、チベットといったらラサをイメージする方も多いと思いますが、ラサよりもチベットの文化をより身近に感じることができる地域です。

まだ日本人には馴染みの薄い中国青海省ですが、5,000~6,000m級の幾重にも連なる山々や、中国の大河、黄河と長江源流やココシリ自然保護区など豊かな自然が残る地域です。大自然と可愛らしいお花に囲まれて、笑顔が溢れる旅となりました。(鈴木寛子)

※青海省のツアーは2012年3月以降の発表を予定しています。

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