2011年9月13日 (火)

逆三角形の形をしたシチリアの三角形の町エリチェに滞在

1kyuudenblogtemplate 先日、「シチリア島を極める 10日間」の添乗より帰国いたしました。
シチリア島は、地中海最大の島。眩いばかりの太陽がさんさんと降り注ぐ中での観光となりました。古くから地中海の交通の要所として発展したシチリアは、カルタゴ人、ギリシャ人、ローマ人と様々な民族が行き交いました。そのため、四国ほどの大きさの島ですが、行き交った幾多の民族の足跡があちこちに残っています。例えば、ギリシャ人が築いた劇場や、ローマ人が築いた神殿、ビザンチン時代のきらびやかなモザイクが素晴らしい大聖堂や教会など、小さい島ながらその見どころは尽きません。
 本日は、見どころ多いシチリアの中でも、私のお気に入り、エリチェの町をご紹介しましょう。

エリチェは、古代、豊饒の女神の聖地として発展した場所で、サン・ジュリアーノ山の頂Ishitatamiblogtemplate 上、海抜751メートルのところに造られた町。周辺には、他に高い山がなく海に面した独立峰のため、標高のわりには存在感があり、古くは船乗りたちが目印にしたほどでした。
エリチェは、山の地形を利用して、三角形に町が形成されています。岩山にある町のため、町の面積を拡張することが難しく、中世の街並みがそのまま残されているのです。エリチェの周辺では石灰岩がふんだんに採れるため、家や路地などには石灰岩が多く使われています。特に、きれいな方形の石がびっしりと敷き詰められた細い路地が、入り組むように続く光景は印象的で、そぞろ歩きが楽しい町です。
私のお勧めは、朝霧がたちこめる早朝の散策です。朝霧で石灰岩がしっとりと濡れて、町全体に何とも言えない重厚な雰囲気が漂うからです。早朝は観光客が少なく、日中の賑やかな雰囲気とは違った一面を垣間見ることができるのも魅力です。また、エリチェの早朝はひんやりと涼しく、ぎらぎらと太陽が照り付ける日中の酷暑を忘れさせてくれるのも嬉しいのです。
Shiotablogtemplate エリチェは、アフリカ大陸に近い西端にある町のため、アフリカの影響も受けています。特に、食事の面でその影響は大きく、中近東の国々でよく食べられているクスクスが名物です。魚介でとったスープをたっぷりとかけて食べるのがシチリア流。日本のお茶漬けのように、さらさらと美味しく頂けます。
逆三角形の形をしたシチリアにある、三角形の町エリチェ。重厚感ある街並みと細い路地裏、ひんやりとした涼しい空気、美味しいクスクス料理が印象に残る滞在となりました。
(兼井)

≪シチリア島へのツアーはこちら...≫

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