2011年9月12日 (月)

まだまだ現役!ウガンダで活躍する日本の中古車

先日、「ウガンダハイライト」より帰国しました。
ウガンダ、と聞いて地球儀の一点をぱっと指差せる方は多くないかもしれません。
ケニアの西、スーダンの南、ビクトリア湖の北…赤道直下、アフリカの真ん中に程近い小さな国です。
インターネットの検索で「ウガンダの歴史」と入れると、「もしかして、オランダの歴史?」と、タイプミスを心配されてしまうほど、一般に知られているとは言いがたい国といえるでしょう。

ウガンダ、ゴリラトレックで出会ったゴリラの母子そんなウガンダの旅の一番のハイライトは、世界で700余頭しか生息していない、野生のマウンテンゴリラに会いに行くことです。
今回も、首都カンパラから車で8時間+2時間行ったところにある原生林を登って降りてドロだらけになりながらも、生ゴリラと対面することができました。
まだあどけない子供のゴリラや立派な後姿のシルバーバックなど、興奮で騒ぎ出したい気持ちをじっとこらえながら、ゴリラを見つめてきました。

ゴリラ以外にも多くの野生動物が暮らすウガンダ。
人々の主食はマトケ(蒸しバナナ)であったりと魅力はつきません。
いくつか、このブログでもそういったお話をさせていただいているので、今回はウガンダの道路事情・交通事情についてご紹介したいと思います。

ウガンダで見かけた日本の中古車ウガンダは、お隣のケニア同様イギリスの植民地化にありました。
そのため、現在も日本と同じ右ハンドル・左側通行の道路です。
海がなく、輸出入はケニアやタンザニアなどの港から運ばれてくるのですが、海を越えこの国にやってきた日本製品の代表が、中古車です。

車体から、日本車だ!と分かるものも多いのですが、写真のように元の持ち主の名前やお店の連絡先・宣伝がそのままになっているので、追い越したり、すれ違ったりする車の広告を読み上げては、可笑しいねとお客様と言い合ったものです。

ウガンダで見かけた日本の中古車中には、ピンクやクリーム色の可愛らしい幼稚園バスや、寿司屋の名前入りの冷蔵車、途中でさかさまに取り付けられたトラックの扉や、火消し標語がついたままの消防車などなど、車好きでなくてもついつい目を奪われてしまうものがあり、飽きませんでした。

車体の塗装は塗り替えても消してもお金がかかるということで、そのままにしてあるそうなのですが、トラックの場合、右のように一手間かかっています。
荷台を半分くらいの高さで切り、上にたくさん積み上げられるようにしてあるのです。
ちなみに、右の写真のトラックの積荷は、蒸すと美味しい青バナナ。

ウガンダで見かけた日本の中古車日本の中古車は庶民の足、もちろん高給取りは新車に乗っているそうです。日本車が好まれるのは、安くて(中古だから)、故障が少なくて(しかもちゃんと国内に修理工場があり部品もそろっているので壊れても大丈夫!)、右ハンドルでそのまま使える、そして日本製…といった理由があるそうです。
日本人としては、もう乗れない~と下取りに出した車たちが、今も元気に走り回っている姿を見るのはなんだか嬉しい気がします。
(左はニッサン車。荷台にはなぜか鶏が載っている…)

しかし、物価(特に食料品)が安く、水も豊富なウガンダですが、道端のガソリンスタンドにかかかっているガソリン代は、日本とあまり変わりませんでした。
車は安くてもガス代が高い…収入によっては乗り合いバスを利用したり歩いたり…まだまだ全戸普及には時間がかかりそうでした。
そして、もうひとつの問題が、バスやトラックの多くがディーゼルエンジンを積んでいること。
7つの丘があるウガンダの首都カンパラを高台から見下ろすと、スモッグがどんよりと渦巻いていて、経済的に自力でなんとかするのは難しそうな、排気ガスをどうするか…一緒に考えていかないといけないなと、現地を案内してくれたガイドや、森の奥でひっそりと暮らすゴリラたちを思い出すにつれ、考えずにはいられません…。
(山岸)

>ウガンダの旅はこちら

|

アフリカ情報」カテゴリの記事

世界の文化情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。