紅葉真っ盛りのコーカサス三国!
「民族と文明の十字路 コーカサス三国周遊 9日間の旅」の添乗より帰国しました。
皆様は、「コーカサス三国」と聞いて、どのような印象をお持ちになりますか?どこの国か全く見当がつかない。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?コーカサス三国とは、アゼルバイジャン・グルジア・アルメニアの三ヶ国のことです。隣り合う国ですが、それぞれに特徴があります。
まず、アゼルバイジャンは、別名、「火の国」。天然ガスや石油が豊富で、近年、急激に発展を遂げました。郊外に足を伸ばすと、石油櫓が連立する風景を目にすることが出来ます。アゼルバイジャンは三国の中で唯一のイスラム教国。しかし、戒律はあまり厳しくない為、お酒を飲むことも出来ますし、学校でも男女が一緒に教育を受けます。今回はユネスコの世界遺産にも登録されている「ゴブスタンの岩絵」を訪問しました。首都バクーから60キロ程のところにある石器時代の遺跡で、荒涼とした岩石に全部で約6000もの線刻画が描かれています。狩猟の様子、船、踊る人々、動物たち。当時の人々の息づかいまで聞こえてきそうな気さえしました。
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