一度は泊まってみたい!アマゾンのジャングルロッジ
マナウスで活気溢れる朝市や、天然ゴムの輸出で繁栄を極めた時代の豪華なアマゾナス劇場等を観光した後、バスでクルーズ船が待っているセアザ港へ。ここから船にのりこみ、約2時間30分のクルーズ。吹き抜ける風も心地よく、お昼寝にも丁度よい陽気。
黒色のネグロ川と茶色のソリモンエス川が混じることなく流れる不思議な2河川合流地帯を通り、川が支流に入り、細くなっていくところではイルカに出会える可能性も。川面に目を向けていると、ピンクイルカやカワイルカがジャンプ!姿を現すのは一瞬ですので目が離せません。
やがて、街から遠ざかっていくと、家々もまばらに。そして所々にある民家は木で建てられた高床式。アマゾンは増水期には10m~15mも水位が増水するので、それに耐えられるよう腐りにくい木で建てられています。
所々に浮かぶ小船では、魚をとっている最中の漁師さん。我々の船が近づくと、ぱっと網を川に投げ入れてポーズをとってくれました。やがて、日も傾き始めた頃、ようやくアマゾンのジャングルロッジに到着。本日から2泊は、この大自然に抱かれての宿泊となります。
背後にはジャングルがすぐ迫り、周りには何もないロッジ。勿論船でしかたどり着くことはできません。ロッジは自家発電で、部屋には小さな明かりのみ。朝、昼、晩と食事はロッジのレストランにてお召し上がり頂きます。メニューは日替わりのビュッフェですが、どの食事の際もトロピカルフルーツが豊富で人気がありました。
夜には停電し、辺りは暗闇に包まれます。聞こえるのは蛙がぐわっぐわっと鳴く声のみ。アマゾンは昼間湿気が高く、だらだらと汗が流れる暑さでしたが、夜には昼間の暑さが嘘のように風も冷たくなり、ひんやり。
昼間にはアマゾンのジャングルウォークやピラニア釣り、夜には野生のワニ観察とアマゾンならではのアクティビティを体験頂き、最終日の朝にはサンライズクルーズへ。朝靄のたちこめる中のクルーズはなんとも幻想的。お日様は残念ながら雲の中ですが、最後立ち去ろうというときに、少しだけ顔を覗かせてくれました。
「アマゾン」というと名前を聞いたことがあっても実際に奥まで足を踏み入れたことは中々ないかと思います。日本とは異なる非日常な空間を体験できた旅でした。(川井)
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