2011年10月27日 (木)

雨の英国で自然美を楽しむ

 この度、「華麗なる英国紀行10日間」のツアーより帰国しました。秋深まるイギリスは雨が降ったり止んだりと大変天気が変わりやすい気候というのは有名ですが、まさにそのままの天気でした。英国は正式名称「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」の名の通り4つの国家から成る連合王国です。

Loch_ness

 スコットランドはエジンバラから始まりイングランド及び英国の首都ロンドンで旅は終わりました。今回は連合王国の内2カ国のみですが、英国の“華麗な”自然美を体感し、静かに佇む田舎町を巡りました。

 今回は雨も多かったのですが、スコットランドのハイランド地方の自然美が印象的でした。雄大な自然美が雨によって幻想的になり、息を呑むような光景でした。

 まず、スコットランドで一番有名な湖“ネス湖”。怪獣ネッシー伝説で有名ですが、泥炭の微粒子が流れこんでくるため、それが沈殿せずに浮遊しているので湖は濁っているように見えます。また、グレートブリテン島でも2番目に大きく、水深も200mほどに及びます。まさに怪獣が棲んでいても不思議はありません。

 

Statue_of_nessy_2

 今回本物を発見することは出来ませんでしたが、近くのビジターセンターにはネッシーのオブジェなども置いてあり、ネッシー伝説の恩恵を狙って観光客を誘致しています。この辺りは緯度が高いこともあり太古に氷河が削っていった深い谷が幾重にも連なり、そこに湖が出来上がっています。そのため細長い湖が多いとのこと。訪れた日は曇り空ということもあり、今にもネッシーが出てきそうな幻想的で少し奇妙な光景に思えました。

 その後、バスを走らせて行くと広々とした放牧地と湖に行きつきます。この日のランチは湖畔のレストラン。湖にはサケ、マス、イワナなど数種の魚が生息しており、ランチのメニューはそこで獲れたサーモンでした。とても新鮮で柔らかく、さっぱりとした味わいでした。レストランもガラス張りで湖畔の雰囲気をたっぷり味わい、優雅なお昼となりました。

 ネス湖から少しバスを走らせるとまた景色がガラッと変わり、いつの間にか左右を大きな山の壁に挟まれていました。まさに谷底を走っていきます。グレンコーと呼ばれるいわゆる氷河谷です。ここに水が湛えられるとネス湖のような氷河湖になります。何千年もの歳月がゆっくりと造り上げた壮大な自然美なのです。その為、山が氷河によって削られ“U”の形になっているのが分かります。底が平らで両側が絶壁になっており、谷に吹く風も強く、今にも押し潰されそうなほど威圧感がありました。雨の中でしたが、これにはただただ圧倒されました。

Glencoe

 イギリスと言うとロンドンという大都市のイメージが強いと思いますが、ロンドンを少し離れただけでも緑や湖が広がり、田舎では昔ながらの質素な生活を今でも送っている方々が多いことに驚きました。(篠原)

イギリスへの旅行はこちら

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