2011年11月17日 (木)

ユーラシア旅行社で緑の屋久島へ!

Yakushima1 「世界遺産の島・屋久島、縄文杉と白谷雲水峡を歩く 4日間」から戻りました。このツアー名をご覧になって不思議に思う方がいらっしゃるかもしれません。ユーラシア旅行社が屋久島?この添乗員ブログに初めて登場した日本の地名かと思います。個人的な旅行?いいえ、添乗員としてお客様をご案内させて頂きました。そう、今回の屋久島のツアーは、ユーラシア旅行社の国内の旅でした。
添乗はいつも緊張するものですが、今回は海外にご案内する時よりさらにドキドキしておりました。しかも屋久島は、私の恋焦れる島。田口ランディさんの「ひかりのあめるふる島屋久島」を読んで以来、私の心の聖地となっていたからです。

Yakushima2羽田から一路、鹿児島へ、そして鹿児島南港から高速船トッピーで屋久島へと向かいます。同じ日本とはいえ、やはり屋久島は遠いです。決して気軽に行ける距離ではありません。だからこそ、一度は訪れたいと憧れる人が多いのでしょう。
鹿児島の空はまるで夏が戻ったような晴天。堂々たる桜島が私たちを迎えてくれました。さすが西郷さんのお膝元です。トッピーからは、まるで富士山のように優美な開聞岳も見ることもできました。
 そして、屋久島の玄関口、宮之浦に到着。着いてまず思ったのは、とにかく緑が濃いということ。まるで緑の山にすっぽり飲み込まれてしまいそうな感じがしました。そして、なんだか時間の流れがゆるやかなのです。思わず深呼吸をしたくなるような密度の濃い空気に体が包まれると、時間の感覚も変わるのかもしれません。
 翌日は、往復約10時間かけての縄文杉トレッキング。残念ながら雨模様。でもがっかりしてはいけません。もともと屋久島は雨の島。なんと年間370日雨が降ると言われているのですから。そう、屋久島は雨が降ってこそ。確かに旅先で雨が降ると悲しい気分になりがちですが、ここ屋久島は違うのです。森が、山が、川が、大地が、屋久島の全てのものが降り注ぐ雨を受けて喜びの歌を歌っているように感じるのです。歩いていると、聞こえるのは雨の音だけ。その雨が自分の体を通り抜け、地面に流れ落ち、木々の合間を流れ、せせらぎとなり、川となりやがて海へと注ぐ。自分もそうした自然の循環の一部になったような錯覚を覚えました。歩いている間、雨が媒介となって自分が屋久島に溶け込む時間をもらったような気がしました。
ふと目をやると、何百年も生きた立派な屋久島が雨に濡れてしっとりと光を帯びています。その幹を覆った苔がキラキラと輝いています。無数の水滴がまるで真珠のように苔についているのでした。その苔はまるで揺り籠のように柔らかそうです。気づくと目に見える世界の全てが緑に包まれていました。言葉では言い表せないほど多くの種類の緑色が重なりあい、緑の濃淡を生み出しているのです。ガイドさんが「屋久島の森は雨が降ったあとが一番きれいなんですよ」といっていましたが、その通りなのでしょう。屋久島には「ひかりのあめ」が降るのです。世界遺産である縄文杉ももちろん圧倒的な迫力でした。しかし、今回、屋久島の雨と緑に魅せられた旅となりました。(大西) 

アジアを歩く、屋久島のツアーの詳細はこちら

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