2011年11月29日 (火)

こんなインドもあった!少数民族、ボンダ族との出会い

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先日、東インド・オリッサ州の建築美と少数民族街道9日間の添乗より帰国いたしました。日本の9倍近い面積を誇るインドは、所変われば見どころも様々。今回は、あまり訪れる機会の少ない東インドのオリッサ州を探訪して参りました。

 今回のコースは、世界遺産にも指定されているコナーラクのスーリヤ寺院をはじめとする建造物の美しい彫刻の数々に酔いしれ、州に62いるとされる少数民族の定期市や村々を訪ね歩くコース。道路状況やホテルなど、決して快適とは言えませんが、それ以上にディープなインドを体感していただけるのが魅力です。 本日は、ツアー中に3度訪問した少数民族の定期市の中でも、特に印象的だったボンダ族についてご紹介いたしましょう。

ボンダ族の見どころは、華やかなビーズ飾りを全身に纏ったお洒落な女性達。彼女たちは、裸にそのまま、たくさんのビーズ飾りを纏い、腰には簡単な布を巻き、青いマントのような布で身体を包む特徴あるスタイルです。豪華なビーズ飾りは、身体だけでなく、短く剃り上げた頭にも丁寧に巻かれ、非常にカラフルです。首には、金属の太い首輪を幾重にもかけ、手足にも溢れんばかりの飾りものをつけています。

 首飾りは、たくさん付いていれば付いているほど、お金持ちとか。また、手首や足首の飾りは、かつて狩猟生活をしていた時の名残で、外敵に噛まれても被害が少ないようにと防護のために付けられています。

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 今でも、ボンダ族の多くは山奥で生活し、週に一度の定期市の際に山から降りて、生活に必要なものを買ってまた山奥に帰っていくという生活をしています。
 同行した現地ガイドさんによると、現在、オリッサ州には1,100万人ほどの人口がいますが、そのうちの25%が62の少数民族で占められています。ボンダ族は、5万人ほどいると推定されていますが、最近は若者の都市への流出などが問題になっているとのことでした。また、ボンダ族は、その身体的特徴や、衣服・言語などから、アフリカ起源を主張する説があるというのも興味深いことです。
 

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近代化の波と共に、徐々に一般のインド社会に同化傾向が強くなる少数民族も多い中、ボンダ族のアイデンティティは強く、現代社会から隔離されたように生活する彼女たちのしたたかさを感じました。(兼井)
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