2011年12月13日 (火)

南イタリアで見つけた「実りの秋」

Capli 先日、ユーラシア旅行社の「シチリア島・マルタ島と南イタリア 15日間」の添乗より帰国致しました。旅は南イタリアのナポリやアマルフィからはじまり、とんがり屋根で有名なアルベロベッロ、フェリーでメッシーナ海峡を渡り、シチリア島へ。シチリア島では風光明媚なタオルミナや州都パレルモ、ギリシャ遺跡の残るアグリジェントやシラクーサを訪ね、最後は飛行機でマルタ共和国まで足を伸ばすというボリュームたっぷりの15日間となりました。

さて私たちが旅をしたのは10月下旬。太陽のイメージもある南イタリアですが、夏に比べ気温はずっと過ごしやすくなり、野菜や果物も豊富に採れる実りの秋到来!といった時期でした。以前の南イタリアの添乗レポートで遺跡や町の紹介はたくさんされているので、今日は少し視点を変えて、秋らしいお話をさせて頂きたいと思います。今回の旅で至る所で見かけた、ちょっと奇妙な形の実「フィコディンディア」のお話です。

Sabotenfruit ツアーの行程の中で訪ねた南イタリアのプーリア州は“南イタリアの野菜工場”と呼ばれるほど、農業が盛んな土地。プーリア州という地名を初めて聞かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、とんがり屋根の住居群アルベロベッロが位置する州と言えば存知の方も多いはず。アルベロベッロ~ヴィラサンジョヴァンニ(イタリア本島のつま先の部分の町。シチリア島へはここからメッシーナ海峡を渡る)間のロングドライブでは、オリーブの木やデザート用ブドウ、ブロッコリー、サラダ菜、アプリコットなどの畑がどこまでも広がります。そんな中、一際目立つ丸い真っ赤な実、ウチワサボテンのてっぺんから不自然に、まるで、たんこぶのように生えています。そう、それこそがウチワサボテンの実「フィコディンディア」でした!ウチワサボテンの実を食すのは世界でもここ南イタリア・シチリア島とサボテンの国・メキシコだけ(ちなみにメキシコでは葉の部分をよく食べます)。世界でも、とても珍しいフルーツなのです。

Saboten_2

そういえば、シチリアのカターニャ出身のドライバーさんが、こんなことを言っていました「夏の太陽を浴びて真っ赤に色付いたフィコディンディアが、町の市場に出回り、食卓に並ぶようになるとそろそろ本格的な秋がやってくるんだ!この辺の人はみんなフィコディンディアの季節が来るのを心待ちにしているんだよ」と。そう現地の人々にとってフィコディンディアは、秋到来を象徴する“風物詩”なんですね。 

はじめは、なんて奇妙な見た目!と思ったフィコディンディアですが、畑一面ずらーっと並んだその様子に見慣れると何だか愛らしくなってしまうから不思議です。今回のツアーでもこのフィコディンディアを食す機会がありました。硬い小さな種がびっしり入っているので、はじめは食べるのに戸惑ってしまいましたが、思い切って現地流にまるごと(種ごと)食べてしまうと、意外にイケる!あっさりとした甘みで食後のデザートにはピッタリです。でも食べすぎには要注意!なんでも、食べ過ぎるとお腹を壊してしまうのだとか。「美味しい、美味しい!」と食べていると、横にいたドライバーさんから「三つが限度だぞ!」と厳しい忠告を受けてしまいました。(三橋)

南イタリアのツアーはこちらから

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