2011年12月 6日 (火)

必見!レリーフ美しきスーダン

Naka

先日、「スーダン周遊 10日間」より帰国しました。今年7月に南北に分かれたばかりのスーダンは、新たに再スタートをきった新しい国でもあり、また、古代から隣国エジプトと深い結びつきのあった古く長い歴史を持つ国でもあります。「スーダンに来る前と実際に来てみて印象は変わった?」ホテルやレストランなどで、何気なく話をした現地の人たちから、こんな質問を何度となくされました。彼らは世界で流れるニュースなどによりスーダン=危ない国という印象をもたれてしまっている事を知っている。それ故に、観光客として訪れた人の感想が気になるようでした。でもその質問の答えを心配する様子はありません。きっとみんな自分の国に誇りを持っているからではないでしょうか?スーダンの人々の笑顔や親切などに触れることにより、危ないと思っていたイメージは一転、とても温かい国という印象を持ったお客様ばかりでした。そんなスーダンの魅力は人々とのふれ合いだけではありません。私達を魅了したもの。その一つは遺跡などで見るレリーフの美しさにありました。

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古代より、隣国エジプトとは結びつき深く、エジプトに支配され、またある時は逆に支配したりと常にエジプトの影響を受けていました。それは今に残る遺跡やピラミッド、レリーフなどからも見て取ることができます。クシュ王国の歴代王の墓所のクッル遺跡では薄暗い階段を下り地下へと行くと、エジプトと同じ宇宙観を表す色彩豊かな壁画。世界遺産にもなったジュベル・バルカルのハトホル神殿の祭室には聖なる山・コブラ岩が彫られている。そして最も印象深かったレリーフはナカ遺跡で見たアペデマク(ライオン)神殿です。ヌビアの土着の神・アペデマク、頭がライオン、上半身が人、下半身がコブラで表された神は見上げる高さで、まるで天にいるのでは?と錯覚さえする。そして側面に彫り込まれたアペデマクを中心に王族とエジプトの神々・・・。

観光地としては始まったばかりのスーダンには、その砂の中にまだ発掘調査されていないものが沢山あります。どこに行っても私たち独占の観光地。これから先、新たな発掘を期待すると共に、良い意味で素朴なところは変わらずに。と願ってしまうのでした。(岩間)

スーダンのツアーはこちら

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