【共通テーマデー】私のクリスマスの思い出~アメリカのクリスマスツリー~
アメリカではクリスマスツリーは生木を飾る人が多く、近所の人たちはこの空き地に今年のツリーを買い付けに来ます。
小さいもので2メートル、大きいものは誰が買うのかと思うほど大きく、4,5メートルはあったでしょうか。
私の家族は2メートルほどのものをいつも購入していました。
勿論車のトランクには入りませんので、車の上に括り付けてお家まで持って帰ります。
ツリーの他にもオーナメントやリースなどクリスマスグッズを売る、こうした空き地はおそらくアメリカ全土で無数にあると思われます。
クリスマスの始まりは、まずこの空き地に行って、準備を整えることで迎えます。
そしてクリスマスツリーは生木ですので、やがて終焉の時がやってきます。
新年最初のごみ出しの日には、各家の前に役目を終えたツリーが生ごみとして横たわっています。
ちょっと物悲しい新年の光景です。
私はイルミネーションを見に行くのが好きです。
アメリカでは個人のお宅の気合の入れ様が半端でなく、可愛い人形の飾りつけと電飾に凝ります。
口コミであの家がすごいらしいという情報を得て、どれどれと地図を片手にドライブがてら家族で出かけました。
そんな中で付近の住民が皆が知っている、人気のスポットはBalian Mansion、アイスクリーム会社を経営しているBalianさんの豪邸です。
個人のお宅とは思えないほどで、ちょっとしたテーマパークの様です。使われている電気料金を庶民が心配してしまう位素晴らしいイルミネーションです。ここは有名なので来る人もとても多く、同級生とその家族に会う可能性が高い場所です。
他人の家の前で記念撮影をしているときに出会う気まずさを押しても是非訪れる価値があるお宅です。
1955年からライトアップをしていて、個人のお宅のライトアップのさきがけとも言われているそうです。
しかし人気のスポットに行かなくても、この時期の夜のドライブは思わぬ可愛らしいライトアップと出会えるので、車の窓の外を見るのが楽しみでした。
クリスマス当日は家族で過ごす日なので街は静かです。
お家でクリスマスツリーの下のプレゼントをビリビリ豪快にあけます。
クリスマスケーキは派手なデコレーションケーキではなく、ドライフルーツが入っているパウンドケーキをお隣で親しくしていたおばあちゃんが差し入れしてくれました。
アメリカでは売っているケーキよりもホームメードのケーキがとても美味しく、クリスマスの楽しみでありました。
その昔、10代前半にアメリカにいた時の思い出です。
(野川)
>アメリカの旅はこちら
【共通テーマデー「私のクリスマスの思い出」】
〔添乗見聞録編〕~アメリカのクリスマスツリー~
〔倶楽部ユーラシア編〕~厳かな受胎告知~
〔ぶらり秘境探検隊編〕~アイルランドのクリスマス~
〔ろまねすく通信編〕~世界のプレゼピオ~
〔船の旅便り編〕~スペインのクリスマス~
〔パゴタの国からミンガラバー編〕~有楽町のクリスマスマーケット~
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