2011年12月27日 (火)

これから大注目!アルバニアとマケドニア

先日、ユーラシア旅行社の「アルバニアとマケドニア、バルカン探訪」の旅から帰国いたしました。
なかなか知られていないアルバニアとマケドニアの魅力とはいったい何なのか。そう思う方もいらっしゃると思います。
1カ国目はマケドニア。旅のスタートは首都のスコピエからです。まもなく12月という時期だったので、空気もひんやり。スコピエと聞くと「マザーテレサの生まれ故郷」ということでご存知の方も多いかと思います。アルバニア人でキリスト教徒の家庭に生まれたテレサは、幼少時代をここで過ごし、修道女になるために旅立っていきました。インドのコルカタで活動をし、多くの人にたくさんの愛を与えたテレサ。世の中には多数の偉人がいますが、その中でも私が最も尊敬するマザーテレサ。コルカタの「マザーハウス」や「死を待つ人の家」へ行った時も衝撃を受けましたが、このスコピエの小さな家から彼女の人生が始まったのだと思うと、何とも言えない気持ちになりました。マザーテレサは多くの素敵な言葉を残していますが、その中でも私の好きな言葉を紹介します。-「この世で最大の不幸は、戦争や貧困などではありません。人から見放され、「自分は誰からも必要とされていない」と感じる事なのです。」
2カ国目アルバニアは近年まで鎖国していたことで有名な国。

Tochika_2

国境を越えた途端、独裁者エンヴェル・ホッジャが作ったトーチカ(防御陣地)が至る所にあるという光景は、何とも不思議なものです。現在でも国内に30万個は残っていると言われています。他国から攻め入られることを恐れたホッジャ、一度も使われることのなかった負の産物は今やアルバニアの名物になっているようです。

旅の最初からついてくれているスルーガイドさんはアルバニア人だったので、自分の国に入ってからはテンション高め!アルバニアでは数々の古い町を訪ねますが、私の一番のオススメは、千の窓を持つ町ベラット。

Belat_2

オスマントルコ時代の古い街並が残り、白壁の家が所狭しと丘の上に建ち並んでいます。かつての城があった丘からの景色も美しく、オスミ川が流れ、ゴリンツァ地区とマンガレン地区には立派なモスクも見られます。夕暮れに染まり、次第にライトアップされる家々、昔から変わらぬ光景を見ると、まるで当時にタイムスリップしたような気分になりました。
このアルバニアでも正教が信仰されていますが、イスラム教徒も多く暮らしています。お客様から「民族や宗教間での争いはないの?」と質問を頂きましたが、ガイドさんの答えは…「平和に暮らしている。社会主義の時代、宗教が禁止されて無宗教国家になったのが良かったのかもしれない」との事でした。
鎖国時代(社会主義時代)は自由もなく、外国の情報なんて全く入ることのなかったアルバニア、民主化されてもうすぐ20年が経とうとしています。アルバニアの人々にとって、どちらの時代がよかったのか。これは誰 もが気になることかもしれませんね。
旧ユーゴスラビアの中で、無血で独立を勝ち取ったマケドニア。以前こんな話を聞いたことがあります…ユーゴスラビアの民族で一番温厚で優しいのはマケドニア人。その国民性が、それぞれの街の雰囲気にも出ており、旅していても何だか落ち着いて、ゆったりとした気持ちになりました。アルバニアも同じく、素朴な雰囲気で私達を迎えてくれました。社会主義時代の暗い面影も少なく、今はカラフルな家々も建ち並び、これからどんどん発展していくのだろうなと思いました。これから先もアルバニア、マケドニアからは目が離せません!(内野)

バルカン諸国へのツアーはこちら

|

中欧・東欧情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。