2011年12月26日 (月)

パワーがみなぎる!キューバの「食」

Photo_5 先日ユーラシア旅行社の「カリブの休日、メキシコ・キューバ世界遺産巡り 11日間」のツアーより帰国致しました。メキシコ・ユカタン半島のカンクンからキューバの首都ハバナまで飛行機でわずか一時間前後の距離に位置するこの二カ国ですが、その魅力は多種多様です。メキシコでは真っ青なカリブ海が美しいカンクンや世界遺産チチェンイッツァ、そして、首都メキシコシティと近郊のテオティワカンなどを訪れ、キューバではコロニアル調の街シエンフエゴスやトリニダー、キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの史跡を辿るサンタクララ、そしてヘミングウェイが愛したコヒマル村やハバナ旧市街も歩いてじっくり観光しました。私たちが訪れた11月後半は、中米でちょうど乾期が始まる時期。標高が2200メートルのメキシコシティを除いては常夏の陽気で、晴れ渡る空の下、気持ち良く観光することができました。メキシコやキューバの観光地については以前にも紹介させて頂いているので、今日はあまり知られていないキューバの「名物料理」について、ご紹介させて頂きたいと思います。

Photo_3 キューバ料理というと一体どんなイメージを持たれますか。メキシコに近いせいか「辛い」という印象を持たれる方が多いと思います。しかし、以外にもあっさりとした薄味なものが多いのです。有名なのは「コングリ」という赤インゲン豆の炊き込みご飯。メインディッシュのお肉・お魚料理などの付け合せとして、出されることが多いのですが、どんな料理にもピッタリ合う、国民食です。見た目はまるで日本のお赤飯のようでその味はほっこり優しい、私たち日本人にとっても親しみ深い懐かしい味です。

また「フリホーレス・ネグロ」=黒インゲン豆も有名です。最もポピュラーなものは小粒の黒インゲン豆に塩を少々加え、とろとろ煮込んでペースト状にしたもの。これをプエルコ(豚肉)やポジョ(鶏肉)にかけて頂くと、淡白なお肉料理に風味が加わって深い味に。またニンニクやお肉、油を加えて「ポターヘ・デ・フリホーレス」=黒豆スープにも変身!キューバではインゲン豆は茹でて食べるだけでなく様々な方法で調理されキューバ人の胃袋を支えています。

キューバをはじめ中米諸国で栽培されている「豆類」ですが、「コーヒー豆」もまた中米を旅したら是非お土産に買って帰りたい名産品のひとつです。キューバコーヒーの特徴は他国のコーヒーに比べとても味が濃いこと。そのままブラックで飲むとまるでエスプレッソのように濃厚で香りも強いのです。しかしこれがキューバのあま~いスイーツにピッタリ。カリブ海諸国には1494年のコロンブスの航海によって、サトウキビが持ち込まれ、16世紀にはキューバでもサトウキビの生産が盛んに行なわれるようになりました。現在でもキューバは砂糖産業によって経済が支えられていると言っても過言ではありません。そのためキューバの人々は皆、サトウキビから作られるラム酒や砂糖をふんだんに使ったケーキ、カスタード、アイスクリームなどが大好きです。一年通して真夏の太陽が照りつけるキューバ観光で、甘いものは疲れを癒やしてくれる大切な嗜好品でもあります。

Photo_4 そんなキューバの食卓を支えている「農業」が近年、世界の注目を浴びています。それはキューバの「有機農業」。1990年ソ連が崩壊し、それまで輸入していた農薬などの化学資材が一気に不足してしまい、農薬を使わない農業方法が始められました。そのため十分な量の農作物は収穫できず、現在でもキューバには配給制度がある程です。それでも、そんな貧しさを感じさせないくらいキューバの人々は底抜けに明るい!キューバの美味しい名物料理と彼らの元気にパワーをもらった旅でした。(三橋)

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