2011年12月 9日 (金)

カンボジアの至宝「東洋のモナリザ」に急接近!

先日、「アンコールじっくり周遊と森に眠る巨大寺院、ベン・メリア、コPhoto_2ーケー」のツアーから帰国致しました。 シェムリアップに飛行機で到着する時、上空から眺めると赤色の大地が広がり、その上に熱帯の木々がところどころ森を形成しているのがよく分かります。飛行機から降りると東南アジア特有のヌルッとした暖かい空気が体中を包み込みます。バスで町を走っている時には、マンゴー、パイナップル、マンゴスチン、ドラゴンフルーツ、ドリアンやジャックフルーツまで様々な果物を並べた屋台などが軒を連ねているところや家族や若者同士で上手にバイクに3人乗り、4人乗りをしている姿は必ず見かける光景ですが、「カンボジアにやってきたな。」という気分になります。この独特の空気と活力溢れる熱気に自然と高揚してくるのです。

その中でも最大限に高揚感が高ぶったのが、アンコールを代表する遺跡バンテアイ・スレイでした。 今回のツアーはアンコール遺跡を巡る定番ツアーとなっていますが、今年からはシェムリアップの郊外1時間ほど北Photo_3にあるバンテアイ・スレイで遺跡保護の為に長らく張られているロープの中に入る特別許可を取りました。 バンテアイ・スレイはアンコール・ワットやアンコール・トムに比べ、小ぢんまりとした遺跡ですが、特筆すべきは彫刻の今にも動き出しそうな躍動感、細部にまでわたり深く掘りこまれた細工の精緻さ、他の遺跡とは比較にならないほどびっしりと刻まれた造形の密度です。10世紀後半の建造でおよそ1千年前の美へのこだわりがうかがい知れます。また赤砂岩で作られているため遺跡全体が赤く、彫刻やレリーフはモチーフとなる物語の臨場感が伝わってきます。中でも有名なのは「東洋のモナリザ」と称される女神像(デヴァダー)。バンテアイ・スレイには中央祠堂を挟むように南北に2つの祠堂が立っています。南北2つの祠堂の4つ角にそれぞれ2体の女神像があり、合計16体の女神像があります。一般的にそれらを総称して「東洋のモナリザ」と呼びます。普段はロープ外からの鑑賞なので遠くからオペラグラスなどで見ていましたが、今回は本当に目の前!その美しさ所以フランスの作家で、文化相も勤めたアンドレ・マルローが盗み出したことでも有名です。口元に魅惑的な微笑を浮かべ、凛と立つ姿はまさに「東洋のモナリザ」でした。 今から1千年も昔の建造物とは思えない彫刻群の完成度は秀逸で、うっとりしてしまいました。(篠原)

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