2012年1月24日 (火)

モロ!ヒンバ族を訪ねて(ナミビア)

1 先日、ユーラシア旅行社の「幻想のナミブ砂漠とヒンバ族を訪ねて 10日間」に添乗して参りました。ナミビアはアフリカで最も人口密度が低い国の一つ!ドライブしていても、確かにあまり車にすれ違ったり、人が歩いていたりすることはありません。
そんな、のどかで今は平和に見えるナミビアですが、1900年代にはドイツ軍により90%もの先住民が殺害されるという悲しい歴史がありました。そして、ドイツの植民地支配の時代には、キリスト教や西洋的な暮らしを受け入れた民族もありましたが、そんな時も昔ながらの伝統的な暮らしを選び、今日まで続けているのがヒンバ族です。

ツアーではそんなヒンバ族の方々が住むある村を訪れました。村には女性や子供が多く、男性の姿はあまり見えません。昼間は家畜の放牧に出かけていることが多いからです。覚えたヒンバ語で「モロ!」(こんにちは)と元気にあいさつ。最初に迎えてくれた女性は、牛乳をいれたひょうたんの容器をふり、バターを作っている最中でした。ヒンバの女性は体に「オカ」と呼ばれる、特別な赤い土と、この牛のバターを混ぜたものを体に塗りこむのです。「オカ」には日焼け止め、虫除け、保湿等様々な役割があります。そしてそれを塗った女性の肌はきめ細かく、とても美しい!女性は朝起きると、数時間かけて、このオカを体に塗りこむのだそうです。
そして、髪型も独特。頭に大きな髪飾り、そしてエクステンションをつけてお洒落します。丁度私達が村を訪れた際も、行商の方々がアクセサリーを売りに着ており、女性たちが真剣に選んでいる最中でした。まるでライオンのしっぽのように立派なエクスション。これはなにでできているの?と質問すると、店で買ったので材質はわからないと…。昔は捕らえた動物の毛を利用していたようですが、現在は彼らもスーパーマーケットや商店で買い物をするそうです。
2 そして、ある女性が家の中でヒンバの方々の入浴方法を見せてくれました。水が乏しい場所が多いこともあり、ヒンバの方々は、シャワーを浴びたり、バスタブにつかったりという習慣がありません。でも、それで体がくさい!ということはありません。まずお香をたき、その熱で体の汗を出し、良い香りを体に移すのが彼らの昔ながらの方法。そして、洋服も同じく、水でじゃぶじゃぶ洗うことはせずお香の上に置き、匂いを移すのがヒンバ流の洗濯です。
彼らの伝統的な暮らしに触れ、いつまでも平和に幸せに暮らせる場所であってほしいと思うのでした。(川井)

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