2012年1月23日 (月)

あったか冬のラサ(中国)

ラサのポタラ宮先日、「青海チベット鉄道と太陽のラサ~王家の谷ツェタン訪問~」より帰国致しました。「冬にラサ??寒いでしょう?」という声が聞こえてきそうですが、冬のラサは皆様が想像するほど冷え込みは激しくありません。
ラサは標高が3600mでちょうど富士山の山頂と同じくらいですが、緯度は鹿児島よりも南に位置しているため、雪が降るのは年に数回で、まして積もるほど降ることはほとんどありません。この時期の気温は-8~10℃くらいで、出発時の日本と同じ防寒対策をしていれば、日中は太陽が出て暖かく感じるくらいです。チベットの観光シーズンは主に夏ですが、あえてこの時期を選んで行くおすすめポイントがあります。

ジョカン寺で五体投地をする人々それは、農閑期にあたる冬、チベット人は聖地ラサのジョカン寺やポタラ宮を目指す、巡礼シーズンなのです。ジョカン寺をぐるりと一周しているバルコル(八角街)やポタラ宮の周辺は、遠くから巡礼にやってきた人々がコルラ(聖地のまわりを巡拝して歩くこと)しています。ほとんどの人はマニ車を回しながら歩いていますが、信仰熱心な方は五体投地(地面に体を投げ伏して礼拝すること)をしながら一歩一歩進んでいきます。
五体投地をしている人が見られるのは、必ずしも聖地といわれる所だけでなく、自分たちの住む家から何十キロも離れたラサへ向かう家族を車窓から見かけることもあります。低地で暮らす私たちは小走りしただけで空気が薄いと感じるような標高の高い場所で、文明の力を借りずにラサへ向かうのは、命がけといっても過言ではありません。
冬のラサは巡礼シーズン。よりチベットらしいチベットを肌で感じることができた旅となりました。(鈴木寛子)

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