「パリで過ごす小粋な休日7日間」の添乗から戻りました。
今回は、パリに5連泊し、ツアー専用のバスで点と点を結ぶご旅行ではなく、パリのメトロや公共の路線バスを利用し、実際に自分の足で歩き、移動することによってまるでその土地に暮らしているように旅をする、というまさにツアータイトルぴったりのコース内容でした!
訪れたのが2月上旬であったため、シベリアからの寒波の影響でパリも雪がちらつきましたが、パリの住民達は雪には慣れているようで、滑りやすいメトロの出入り口の階段や坂になっている場所にはすぐに滑り止めの塩をまいてくれるので安心して外を歩くことが出来ました。また、外は少々寒くてもパリには大小無数の美術館があるので暖かい室内でじっくりと美術鑑賞を楽しみ、外の寒さはさほど気にならない7日間を過ごせました。
今回は食と美術をこよなく愛する総勢12名様のお客様と共にパリの街を思いっきり闊歩しました。
パリは、東京の山手線内側くらいのサイズで、中央にセーヌ川が流れています。セーヌ川は東から西へ(地図で見ると右から左へ)流れているため、川の流れと同じ方向に立つと、自分の左側が「左岸」、右側が「右岸」と呼ばれています。そして、右岸は華やかな商業地域オペラ座やルーブル美術館などの観光名所も多い一方、左岸のほうは、大学地区を抱えることもあり、「知」のイメージが強いエリアです。
パリに何度か行っていると、「右岸」が好きな人と「左岸」に惹かれる人と分かれてくるようです。そして、この「左岸」は「右岸」よりも観光客が少ないため非常に落ち着いています。
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