まるで巨大な紅茶の湖(オーストラリア・タスマニア島)
クレーター湖の水の色が、薄く輝きを帯びた茶色に光って見える変わった湖なのです。クレイドルマウンテンの近くやタスマニア島の西側にはボタングラスという植物が生えていて、その植物の根からタンニンが多く染み出てくるため、周辺の川の水や湖が茶色くなるそうです。クレーター湖も他聞に漏れず、ボタングラスから染み出たタンニンで薄く茶色に染まっていました。それを見て「まるで紅茶の湖だね!」とお客様が一言。私もなるほどと納得!一山登り終えた後、目の前に広がる巨大な紅茶の湖の雄大さに、ハイキングの疲れも吹っ飛んでしまいました。
また、この色の付いたタンニンを含む水は飲むこともできます。飲料水としてレストランで出てきたときに、少し土が浮いているように見えてしまい、飲むのを躊躇していると現地のガイドさんが「飲めますし、美味しいですよ。」と勧めてくれました。おそるおそる一口飲んでみるとすっきりとして美味しい。さすが「世界一おいしい空気」の島!実際、タスマニアの水道の水は(海外にしては珍しく)一部地域を除いては飲料水です。
しかもどれもクセがなく飲みやすい。またこのお水は他の面でも体に良い状態をもたらし、現地でシャワーを浴びると翌日の髪がサラサラになるのです。女性にとってはとても嬉しいことですよね。そうやって、日々タスマニアのお水の恩恵を受けることができました。
日本では決して見られない茶色い巨大な紅茶!?の湖、そして数々の自然が織り成す絶景、タスマニアで美しい水と緑を満喫した旅となりました。(霍間)
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