2012年2月28日 (火)

南極への船旅 ~アドベンチャーは荒波から始まる~

Sp2070181 先日クリッパーアドベンチャラー号で行く「南極の船旅14日間」より帰国致しました。
今年は木村拓哉さん主演のドラマ「南極大陸」で南極が話題になりましたが、もちろん越冬まではしないものの、夏のベストシーズンに訪れる南米の端ウシュアイアからクルーズ船にておよそ10日間で南極半島に上陸して参りました。
クルーズの詳しい内容や南極の様子は、同じく昨年の南極の夏に訪れたユーラシア旅行社の添乗員ブログ「快適な最後の秘境への旅!南極への船旅 ~前編~~後編~」をご覧頂ければと思います。今回は、南極と聞いて知る人ぞ知る荒波「ドレーク海峡」に関しての感想や対処方法をご紹介したいと思います。

Sp2030040 ドレーク海峡は、南米の南のホーン岬と南極大陸との間にある海峡で、世界で最も荒れる海、なんて呼ばれています。ギネスブックでも世界一幅の広い海峡として認定されており、これは海峡と呼べるの?と思うほど広く、1578年に捕鯨船に乗っていたイギリス人の探検家、フランシス・ドレーク氏からとられた海峡です。

アルゼンチンのウシュアイア港から船に乗船し、その日の深夜にはドレーク海峡に入ります。
出航した後は、この魔のドレーク海峡を渡るにあたりレクチャーを受けます。

・ドレーク海峡通過後はシャワーは極力避けること
・割れ物は絶対に部屋の高い位置には置かないこと
・船内ではサンダルで行動しないこと
・ドアが突然閉まる可能性があるのでドアや扉に指を挟まない

などなど、注意点をお客様に促します。

今回は幸運にも天候が良く、追い風で、お客様からは思ったよりも揺れなかったという感想まで頂いたほどでしたが、添乗員である私も「酔い止め」は必需品でした。
日本から酔い止めを持参された方も多く、ドレーク海峡に突入する最後の食事の後に酔い止めを飲まれた方も多かったようです。私のお勧めは、ウシュアイアの薬局で買う「酔い止め」です。やはり南極に行く旅行者多く集まるウシュアイア、薬局には弱い薬から強い薬まで、色々な酔い止め薬が売られています。

また今回のクリッパーアドベンチャラー号には船医がいました。体調が悪くなった方は、医師の部屋で診察を受けて、専用の酔い止めを処方してもらう方法もあります。また最悪の場合は、部屋で酔い止めの注射を打ってもらうことも可能です。通常注射まで打てば、翌日には気分良く食事もできるはずです。

食堂では、ガッシャーンというガラスが割れる音が響き渡るかと思いきや、食器の下には滑 り止めが敷かれ、ウェイターさんたちも上手に配膳してくれます。色々と工夫されている船内に驚きです。

酔うのが怖いから、、、と南極旅行を断念、躊躇されている方へお伝えしたい言葉があります。
「簡単には到着できないから、南極への冒険旅行は魅力なのだ」
これは、南極に100回以上訪れているガイドさんたちの言葉です。
本当にその通りで、ドレーク海峡通過後は、驚く程静かな海と息を呑む美しい景色が待っていたのです。

明日はそんな南極で必ず出会えるアイドル、ペンギンたちについてご紹介致します。(坂岸)

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