2012年2月16日 (木)

美しく輝く青と白。いざ氷河の世界へ ~パタゴニア~

ユーラシア旅行社の「イグアスの滝とパタゴニア氷河への旅 10日間」より帰国しました。あっという間の10日間でしたが、一生忘れる事のない思い出となりました。何と言っても一番の感動は、パタゴニア!ロス・グラシアレス国立公園のペリト・モレノ氷河は、訪れた人に感動を与える事間違いなし!隣国チリよりアルゼンチンへ迫りくる氷河。その高さ、60m!20階建てのビルに相当します。

Ice

展望台から見える範囲は全体の30%。実際に目の前に立ってみても、その壮大さに圧倒されますが、上空からの写真を見るといかに巨大かがわかります。今回は午前、午後2回の氷河崩落展望チャンスに加えて、氷上ミニトレッキングへもご案内。遠くから見るモレノ氷河も美しいですが、自分もその青と白の世界に入り込むと、その感動もより一層大きなものになります。ボートで対岸に渡る間も、崩落しやしないか気が気でなく、じっと氷河の方を見てしまいます。モレノ山の麓にある小屋で準備し、林の中を歩いて氷河を目指します。15分ほど歩くと、目の前には太陽に照らされキラキラと輝く氷河が!冒険心を掻き立てる景色です。

アイゼンをつけ、さぁ出発!普段履き慣れないアイゼンに必死になりながらも、ガイドさんの後に続きます。氷上トレッキングの時に気をつけなくてはいけないのは、ガイドさんの通った道を歩く事、そしてペンギンのように焦らずゆっくりよちよちと。氷河の上だけに、ペンギン歩きになるのもうなずけます?!最初は歩くのに必死で周りの景色なんてゆっくり楽しむ余裕もありませんが、次第に慣れてくると、上の方まで見上げたり、クレバスを探してみたり。

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今歩いている氷河は400年前に出来たものだそう。ちょうど氷が溶けて、水が湧き出たようになっていたので、ちょっと一休みして、その水を頂きます。400年前の氷河が溶けた水はそれだけでも格別の味!視覚だけでなく、味覚でも氷河を堪能しました。巨大なクレバスを覗いたり(その深さ約40m!気をつけないと吸い込まれちゃいそうに美しいです)、あっという間の1時間半。最後は、オン・ザ・ロック・モレノでサルー(乾杯)です!!よく頑張りました!!まだまだここにいたいと、後ろ髪を引かれつつも、モレノ氷河とお別れ。

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モレノ氷河への拠点となるカラファテの町の由来となった、カラファテの木。その実を食べると・・・「またこの地に戻ってくる」との言い伝えがあります。嘘か真か、名物カラファテアイスを食べて、いつかまた戻ってこようと心に誓いました。(内野) 

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