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2012年3月

2012年3月30日 (金)

エジプトの今と昔

_2「エジプトナイル河クルーズとエジプト・ハイライト 8日間」から帰国しました。
約1年ぶりのエジプトツアー再開でして、その添乗へ行ってまいりました。
一昨年の12月にチュニジアから始まった「アラブの春」の「革命」の為、しばらくぶりのエジプトツアーとなったのですが、3月はエジプトで観光しやすい季節ということもあり、多くの観光客がエジプトへ戻り始め、大変活気に溢れていました。
エジプトは国が大きな美術館のようです。ギザのピラミッドはもちろんのこと、南部に残る数々の巨大神殿や地下王墓に葬祭殿は一つ一つがすばらしく、そして大きいので毎日がハイライトです。古代文明の高度な文明をまざまざと実感できるエジプトに心惹かれない人はいないのではないでしょうか。

_2_6特に建築王といわれたラムセス2世が残したアブシンベル大神殿はその巨大さにまず圧倒、そして感動します。アスワン・ハイダム建設後に湖に沈む運命だったのですが、ユネスコの協力で、神殿をそっくりそのまま移築したお陰でいま、私たちが見ることが出来るのです。
入り口の4体(内1体は破損していますが)の巨像は全てラムセス2世を表していますが、これは左の若々しいラムセスから始まって右に行くにつれて年齢を重ねていくのだそうです。言われてみると、たしかに中年の渋み?が表現されているような・・気もします。神殿内のレリーフも、巨大なファラオが小さな捕虜をむんずと掴み、今にも処刑しそうです。ファラオの駆使する馬車の馬の足は幾つも描かれ、まるで疾走しているようです。
最奥の至聖所には年に二回太陽が差し込む神秘を見ることが出来るというのも感動ポイントの一つです。
これらは全て、ラムセス2世がいかに外敵を倒した強い王か、ということを後世に知らしめる目的があったとも言われています。
古代エジプトではこうしたレリーフでファラオの偉業を後世に伝えていったわけですが、今なお、エジプトの人々は古代ファラオの頃から続くエジプトをきちんと子供たちへ伝えていっているのです。

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2012年3月29日 (木)

コチンで訪ねたシナゴーグ

先日、南インドから帰国しました。3月中旬、日本はまだまだ寒い時期でしたが、Photo南インドは日本の夏のように湿度が高く、ジットリとした空気・・・外に出れば、汗がじわじわと流れ出る気候でした。これぞまさしく南インド!
今回のツアーは、南インド最大の都市チェンナイからはじまり、ドラヴィダ文化の中心地マドゥライ、インド洋、ベンガル湾、アラビア海の3つの海が交じり合うコモリン岬、水郷地帯のクルーズ、そして最後はシルクロード要衝の地コチンを訪ねる8日間の見所満載の旅。

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2012年3月28日 (水)

究極のエコ大国・キューバを訪ねて

Dscf1529_2  先日、ユーラシア旅行社「キューバ世界遺産物語 15日間」の添乗より帰国致しました。終始お天気に恵まれ、通常ツアーでは訪れない田舎町や世界一美しいとされるカタツムリ・ポリミタスの生息するアレハンドロ・フンボルト国立公園なども、時間をかけてじっくりと周りました。太陽のように明るく人懐こいキューバの人々の笑顔や、古いものを大切にする優しい心に癒やされるキューバの旅。街を歩けば、50~60年代のアメリカ車が今尚走り、300年前の建物も人々と共存しています。

キューバの街散策の楽しみは道端で開かれているフリーマーケット。手作りのクバーナ人形や刺繍のバックなどの民芸品が並べられていますが、中でも目を引くのは空き缶を使った様々なグッズです。何か物が壊れたら、その場でちゃっちゃっと修理をしてしまう、とても手先が器用なキューバの人々。「普通、これ捨てちゃうでしょ?」と思ってしまうものでもキューバ人の手にかかれば宝の山に早変わり!今日はトリニダーのフリーマーケットで見つけたエコなお土産をご紹介します。

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2012年3月27日 (火)

マヨルカ島で楽園を体感(スペイン)

Majorca3地中海の楽園と呼ばれる、スペインのマヨルカ島に行ってきました。
3月のマヨルカ島は、島の至る所で一足早い春の到来を実感することができました。最も春を感じたのは、鉄道の車窓からみた田園風景。1920年に開業したレトロな木製の列車、ソイエール鉄道はマヨルカ島の中心地パルマ・デ・マヨルカの町から島の西側にある小さなソイエール港までの15㎞を結ぶ観光列車です。かつては人々の往来を担ってきましたが、今はもっぱら観光客を運んでいます。

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2012年3月26日 (月)

アジアの秘境へふれあいの旅

Photo

 先日、「アジアの秘境、ブータン・バングラデシュ・ダージリン 16日間」のツアーより帰国しました。16日間の長いツアーでしたが、陸路で国境を越えて訪れた町々や遺跡、山々は素晴らしく、お客様もカメラを向ける手が止まりませんでしたが、それ以上に感動させてくれるのが、その土地で出会う地元の方々でした。

  英国植民地時代の避暑地だったインドのダージリンで訪れたチベット難民キャンプではチベットからの難民が作った工房や学校を見学しました。日本でもよく知られている、紅茶で有名なダージリン。60%以上の方々が紅茶産業に携わっています。そんな中で、チベットの伝統文化を守りながら、生活している方々。まずは、毛織物の工房を訪れました。女性が羊の毛を使った織物を織っていたところでした。お仕事中にも関わらず、ちょっと覗くと、入って、入ってと手招きしてくれました。いつも歌いながら仕事をするいうことだったので、その風景も見せいていただきました。チベットで命を亡くした仲間を思った歌は、お祈りのようでもあり、涙を誘う歌でもありました。

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2012年3月23日 (金)

浴衣そっくり!“ゴ”と“キラ”

 先日、ユーラシア旅行社の「幸福の国、ブータン王国」の旅から帰国いたしました。崖すれすれを飛んで、世界一離発着がむずかしいと言われるブータンの玄関口パロ国際空港に無事到着!まず目に飛び込んできたのは空港らしからぬカラフルで細かい装飾が美しいターミナルビルと民族衣装に身を包んだ空港職員の姿です。

 伝統文化を守ることを国の要の一つとしているブータンでは、公の場所での民族衣装の着用が義務化されています。男性の衣装は“ゴ”、女性の衣装は“キラ”といい、ちょうど日本の浴衣のおはしょりを大きくとった様子によく似ています。また裾の長さは男性が膝丈でハイソックス着用、女性は踝までと相場が決まっているそうです。

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2012年3月22日 (木)

マサダ・コンプレックス(イスラエル)

Masada

この度、「最南端エイラットまで、聖地イスラエルを極める」の添乗から帰国致しました。当ツアーはイスラエルの定番コースとなっており、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地を巡る濃厚なコースでもあります。ユダヤ人の故郷であり、イエスを生んだ国イスラエル。歴史上、長らく差別迫害され虐殺されたユダヤ人たちを語る上でイスラエルは切っても切れません。

旅の最後の観光で、死海の西岸を見下ろすユダの荒野の岩山の上のマサダに立ち寄ります。このマサダは古代ユダヤ人の対ローマ抵抗運動の最後の生き残り約900名が集団自決した、ユダヤ民族の悲劇の歴史の舞台です。
紀元前100年頃から集落が出来ていましたが、ヘロデ大王の時代に大改造されます。彼はここに冬の宮殿を造ろうとしていました。しかし、西暦70年にローマ帝国がエルサレムに侵攻し、ユダヤ人たちの放浪が始まります。圧倒的なローマの侵略に次々と陥落する町が出ますが、“熱心党”と呼ばれるユダヤ人の急進派の人たちは最後まで戦い、最後の抵抗の場所として、ここマサダを選び、この砦に立てこもりました。1万5千のローマ軍は砦を包囲し、戦いは3年半に渡りますが、ついにローマ軍がなだれ込んできます。砦に残った約900人のユダヤ人は負けを覚悟し、生きて奴隷になるよりは・・・と死を選びます。しかし、ユダヤ教では自殺はタブー。それぞれ殺しあいますが、最後の10人になった時、クジで殺し屋係りを選出し、彼は9人の頭を切り、最後ただ一人自決しました。これが国造りの精神的バックボーンとなりました。
くじ引きをした証拠も残っているし、砦の周りにローマ軍が包囲した陣営跡も残っています。

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マサダ・コンプレックス

 この度、「最南端エイラットまで、聖地イスラエルを極める」の添乗から帰国致しました。当ツアーはイスラエルの定番コースとなっており、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地を巡る濃厚なコースでもあります。ユダヤ人の故郷であり、イエスを生んだ国イスラエル。歴史上、長らく差別迫害され虐殺されたユダヤ人たちを語る上でイスラエルは切っても切れません。

 

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旅の最後の観光で、死海の西岸を見下ろすユダの荒野の岩山の上のマサダに立ち寄ります。このマサダは古代ユダヤ人の対ローマ抵抗運動の最後の生き残り約900名が集団自決した、ユダヤ民族の悲劇の歴史の舞台です。
 紀元前100年頃から集落が出来ていましたが、ヘロデ大王の時代に大改造されます。彼はここに冬の宮殿を造ろうとしていました。しかし、西暦70年にローマ帝国がエルサレムに侵攻し、ユダヤ人たちの放浪が始まります。圧倒的なローマの侵略に次々と陥落する町が出ますが、“熱心党”と呼ばれるユダヤ人の急進派の人たちは最後まで戦い、最後の抵抗の場所として、ここマサダを選び、この砦に立てこもりました。1万5千のローマ軍は砦を包囲し、戦いは3年半に渡りますが、ついにローマ軍がなだれ込んできます。砦に残った約900人のユダヤ人は負けを覚悟し、生きて奴隷になるよりは・・・と死を選びます。しかし、ユダヤ教では自殺はタブー。それぞれ殺しあいますが、最後の10人になった時、クジで殺し屋係りを選出し、彼は9人の頭を切り、最後ただ一人自決しました。これが国造りの精神的バックボーンとなりました。
 くじ引きをした証拠も残っているし、砦の周りにローマ軍が包囲した陣営跡も残っています。

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2012年3月21日 (水)

~ネパールの聖地ヒマラヤを目の前に~

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ユーラシア旅行社の「ネパール二大遊覧飛行とヒマラヤ眺望ホテル 10日間」より帰国しました。ヒマラヤ山脈といえば地球上で最も天に近い所ですが、そのためか、「神々のすむ山」とも言われています。ヒンドゥー教とチベット仏教が混在する国ネパール、人々と神々が普段の生活においても深く繋がっています。

そんなネパールで、一番の魅力は何と言っても6,000m以上の山々!世界最高峰8,848mのエベレストを筆頭に、世界には8,000m級の山が14峰ありますが、その内の8つはネパール領内にあります。日本が誇る富士山は3,776m、この位の高さならネパールでは名もなき山となってしまいます。

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2012年3月16日 (金)

シルクロードのバザールでナンの食べ比べ!(新疆ウィグル自治区)

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 先日、25周年謝恩企画の「西域シルクロード大周遊~新タクラマカン砂漠公路と南疆鉄道~」より帰国いたしました。死の砂漠とおそれられたタクラマカン砂漠の縦断、そして南疆鉄道の乗車という2つのポイントをおさえて、ウルムチよりホータン、カシュガル、トルファンと主要なシルクロードのオアシス都市を巡る見所満載のツアーでした。
 シーズンより少し前の2月のご案内でしたので、どこの場所もほぼ貸切状態で、古の都に思いを馳せながらゆっくりとシルクロードを旅することができました。

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2012年3月15日 (木)

美味!カンボジア料理

先日、ユーラシア旅行社「アンコール遺跡群を極める旅9日間」の添乗より帰国しました。お天気に恵まれ、アンコール遺跡から登る朝日や、オレンジ色に遺跡を染めゆく美しい夕日も観賞することが出来ました。しかしながら、やはり日中は35度近くまで気温が上がるカンボジア。まだ寒さが厳しい日本との温度差は30度近くあり、観光中は常にタオルが欠かせません。暑さで食欲も下がる…という時に助けられたのが、カンボジア料理!同じ東南アジアの中でも、タイ料理やベトナム料理は日本で良く知られていますが、カンボジア料理は、あまりピンとこないかもしれません。

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東南アジアの料理というと、香辛料がきつい印象のものが多いですが、カンボジア料理は、香草をそれほど多くは使っていないので、日本人にも食べやすいものが多いと感じました。また日本と同じく、米が主食なので、ご飯に合う味付けになっているということも一つの理由かもしれません。「辛さのタイ、甘みのベトナム、酸味のカンボジア」と言われるように、発酵調味料などを使い、さっぱりとしたヘルシーな料理が多くあります。その中でも、今回のツアーで印象に残ったカンボジア料理が二つありました。

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2012年3月14日 (水)

リオのカーニバルに酔いしれて(ブラジル)

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 先日、ユーラシア旅行社の「南米四大自然、絶景大紀行~リオのカーニバル本選~ 18日間」より帰国しました。当ツアーは、パタゴニアのモレノ氷河に始まり、アルゼンチンタンゴ、イグアスの滝、リオのカーニバル、アマゾン川、旅の締めくくりにエンジェル・フォールと、南米の見所を18日間に凝縮した旅です。各地で天候にも恵まれ、大感動の毎日をひとつひとつじっくりご紹介したいところですが、やはりここは年に一度のリオのカーニバルをレポートしたいと思います。

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2012年3月13日 (火)

カーニバル・リバティで号で楽園の島々巡り!(クルーズ)

Carnival 先日、ユーラシア旅行社、「西カリブ海4ヶ国周遊クルーズ 11日間」のツアーより帰国致しました。
ツアーは、クルーズの前後泊にマイアミ泊が入り、クルーズ中は、メキシコのコスメル島、ベリーズシティ、ホンジュラスのロアタン島、イギリス領のケイマン島の4箇所に寄港します。
今回利用した、カーニバル・リバティ号については、先月のブログにてご紹介させて頂いておりますので、私は、「各寄港地のビーチはどんなビーチ?楽しめるのかしら?」等というお声が多いので、今回訪れたビーチで、特に魅了された、メキシコのトゥルム遺跡のビーチと、マイアミ・サウスビーチをメインにご紹介致します。

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2012年3月12日 (月)

三度おいしい!色あせない世界遺産タージマハルの魅力

この度、「インド世界遺産紀行10日間」の添乗より帰国致しました。

その名の通り、西部はムンバイから北部のデリーまで、10日間で合計10箇所の世界遺産を巡るハイライトツアーです。2月下旬から3月上旬のインドは雨もなく、日中は暑いもののカラッと爽やかで、朝晩は涼しく過ごしやすいまさにベストシーズンといえます。
今回は、そんなインドの世界遺産の中でも特に有名なアグラのタージマハルについて、その魅力を存分にお伝えしたいと思います。

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完全に左右対称のその立派な外見から宮殿か何かと思われる方も多いのではないでしょうか、しかし、実は巨大なお墓!ムガル帝国の第五代皇帝、シャー・ジャハーンが、死去した愛妃ムムターズ・マハルの為に建てたものです。全てが大理石でできており、壁面には古今東西から集められた宝石が散りばめられています。建築に携わったのは述べ2万人、ペルシャやアラブ、果てはヨーロッパからも呼び寄せられたとも伝えられ、20年以上の歳月をかけて完成したとか…「世界で最もゴージャスな建築物」と呼ばれるのも頷けます。

そんなタージマハル。日中の青空の元で正面から捉える定番ショットも勿論素晴らしいのですが、もうひとつ、是非とも訪れて頂きたい撮影スポットがあります。それは、タージマハル裏手を流れる「ヤムナー河」の対岸です。

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2012年3月 9日 (金)

メキシコ・キューバで、珠玉のスピリッツを一杯!

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先日、ユーラシア旅行社の「カリブの休日、メキシコ・キューバ世界遺産巡り 11日間」のツアーより戻りました。2月の中米は、季節的には日本と同じ冬ですが一年を通して15℃以上と温暖なため、寒すぎず暑すぎず過ごしやすい時期です。ツアーは首都メキシコシティに3泊して観光を楽しんだあと、飛行機でキューバへ渡り3泊、その後メキシコに再入国し、マヤ古代文明遺跡チチェン・イッツァ観光の拠点カンクンにて2泊という、2カ国の見所をぎゅっと凝縮したツアーです。どちらも、カリブ海の美しいソーダブルーの海、さんさんと降り注ぐ太陽の光、リズム溢れる伝統音楽が気持ちを盛り上げてくれる陽気な国ですが、この雰囲気にもう一つ、欠かせないものがあります。それは、スピリッツ(お酒)!スピリッツって聞いたことはあるけど一体何のお酒を指すのだろう?と思われる方も多いと思いますが、「スピリッツ」とは、お酒に使われる場合はウイスキーやジン、ラムなどの蒸留酒を指します。

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2012年3月 8日 (木)

ひと足早い春を堪能!少数民族の宝庫、雲南にて菜の花と棚田を楽しむ(中国)

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 先日、中国・雲南省より帰国しました。「羅平の菜の花畑と元陽の棚田8日間」という、中国奥地の農村を巡る旅です。雲南の緯度は、沖縄の宮古島と同じくらいで暖かい地方ですが、元陽も羅平も少し標高が高いので霧がかかりやすく、お天気に左右されやすい土地です。そこでこの旅は元陽に3泊、羅平に2泊同じ宿に腰を落ち着けてベストショットを狙う、ゆったりとした日程となっています。

 初めの行先は元陽。標高1800メートルの元陽はロンドンよろしく「霧の都」と呼ばれる町です。その名に恥じず、始めの2日は3メートル先が霧で真っ白で、展望台に上がっても一面霧の世界。バスのドライバーにとっても難易度の高い移動だったに違いありません。霧は生き物で、ふとした瞬間、風に流れて棚田の風景を見せてくれることもありました。こちらの展望台では棚田がくっきりと見えているのに、あちらの展望台は霧で真っ白の世界ということもよくあります。ガイドは神に祈りを捧げて棚田が見えるようにお願いをしていました。最後の滞在の3日目、運は私たちの味方でした。いくつかの展望台で今までに見られなかった棚田の風景が眼前に現れたのです。
 午後に向かったのはバ達の展望台。2日間、ここに来ていましたがいつも霧で棚田の「た」の字も見えませんでした。今日はどうかと気を揉んで歩を進めると……参加者の方々から歓声が上がりました!そこには壮大な風景が広がっていました。地図の等高線を見ているように山の斜面にびっしりと細かく築かれた棚田。これを人間の手が作り出したとは考えられません。まるでグランドキャニオンのように何百万年も前に隆起した土地を見ているような感じです。この棚田はこちらに住むハニ族が1200年前から耕し始めて、未だに守り続けているものです。水の張られた水面が夕日に当たると反射し、世にも美しい光景が目を奪いました。

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2012年3月 7日 (水)

シェフに満たされる“食”の国スーダン!

Vegitables 先日、ユーラシア旅行社「スーダン周遊 10日間」のツアーより帰国致しました。スーダンは、時には50度を越えることもある程、気温が高いのですが、私達が訪れた時期は、日中でも35度程度、朝晩は10度台ということで、非常に過ごしやすく、観光もしやすい時期でありました。
今回は、スーダンツアーの魅力の一つとも言える“食”についてお話させて頂きます。
スーダンツアーの場合は、首都ハルツームを除くカリマ、メロエは、シェフが同行して、一日3食の食事を私達に振る舞ってくれます。コース料理のような豪勢な食事というわけではありませんが、日々、スーク(市場)にて、シェフがその土地の旬な野菜や果物を購入して料理を振る舞ってくれます。ですから、常に採れたての新鮮な食材を私達は口にすることができます。
農業は、現在スーダン国内において、第三番目にシェアを誇る程、重要な産業となっております。スーダンを南北に流れるナイル河沿いで行われているガジータ農業には、約9万人の人々が従事している程です。スーダンでは、様々な種類の野菜や果物が豊富に採れます。トマト・ピーマン・人参・玉葱・ジャガイモ・南瓜・そして、オクラまでも採れるのです。オクラに関しては、お肉と一緒に煮込んだり、乾燥させパウダー状にした物をカレー等に入れる等、様々な調理法で出され、日本で、日常出てくるオクラ料理よりはるかにバリエーションが豊富なことには驚かされました。果物も、今の時期は、バナナやオレンジ・グレープフルーツ・グァバ・スイカ等が採れます。スーダンの太陽をたっぷり浴びた果物達は、糖度が高く、ビタミンCたっぷりで美味しいです。30度前後あるスーダンの観光中、ビタミンを奪われていく私達の体には、必要不可欠です。

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2012年3月 6日 (火)

ひとつの島で5カ国分美味しい!?シチリア島を極める旅

 2/4発「シチリア島を極める10日間」の添乗に行ってまいりました。2012年2月の欧州は大寒波が襲来して、欧州各地がマイナス気温や大雪に見舞われました。シチリアも通常はこの時期になりますと、日本の春のように気温15~20℃とうららかな陽気なのですが、

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今年、北極からの寒い風は欧州各国を通り抜け、アルプスやピレネー山脈を越えて勢いは多少そがれたもののシチリアまでも届いて、ツアー前半は0~5℃という気温を体験してきました。標高751mのエリチェでは、なんと雪に見舞われ、現地に住むガイドさんがとっても珍しい光景だわ!と感動して写真を撮っているほど。
エトナ山にも富士山のように裾野近くまで雪がかぶり、カターニャの空港スタッフもこんなにエトナ山に雪がかぶる光景は珍しい!と言っていました。パレルモ在住ガイドさんも、シチリアに住んでいてパレルモで雪が降ったのは30年前くらいよと話しており、とにもかくにも、シチリアにも寒波が訪れたとても珍しい月だったようでした。

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 さてこのツアーはパレルモからスタートして左回りにぐるりとほぼ島を一周するツアーでした。シチリアの歴史は様々な支配下に置かれたことにより大変複雑なのが特徴。その時その時の支配国の名残や歴史の跡が各地に残っており、ギリシア、フェニキア、ローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマン、フランス、ドイツ、スペインの各時代のものを見ていく、毎日が変化に富んでいるツアーでした。

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2012年3月 5日 (月)

サハラでベルベル人に出会った(モロッコ)

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先日、ユーラシア旅行社の「25周年謝恩企画モロッコハイライト8日間」の添乗より戻りました。
2月のモロッコは春を迎えようとアーモンドやアンズの木に花を咲かせる時期なのですが、アトラス山脈の峠道付近ではまだ雪が残っているところもありました。
普通、モロッコに雪を見に行こうという方はいらっしゃらないと思います。やはりモロッコに行ったら広大なサハラ砂漠へ行ってみたいというご希望がおありでしょう。
今回はもちろんサハラ砂漠を訪れましたが、なんとサハラ砂漠の目の前にあるオーベルジュにも宿泊しました。オーベルジュとはフランス語で「郊外にある宿泊設備を備えたレストラン」を意味し、日本でいうところのリゾート地にある民宿のような場所です。なんといってもコテージの庭からそのまま歩いて砂丘まで行けることが一番の魅力でしょう。夜は灯りもないので満天の星空を眺めることも出来ました。本記事ではそんな砂漠での滞在についてご紹介します。

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2012年3月 2日 (金)

ゆったりのんびりバックウォータークルーズ

43 先日、「南インド大周遊 12日間」より帰国しました。乾季のベストシーズンに当たるインド。お天気に恵まれ、寒い日本を抜け出し毎日夏服で過ごすことができました。
今回はチェンナイから出発。インド亜大陸南端のコモリン岬からまた北上し、最後はゴアと、インドの南半分をぐるりと周遊するコース。その中で皆様にのんびりくつろいで頂いた「バックウォータークルーズ」についてお話させて頂きます。

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2012年3月 1日 (木)

旅先で出会った花~ドイツ・菜の花~

 5月~6月上旬、ドイツ各地で一面黄色に染まる菜の花畑を見ることができます。

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バスの車窓から眺めるとあたかも黄色の絨毯が広げられているかのようです。ドイツでは菜の花は観賞用としては勿論、食用としての菜種油や車のガソリンとなるディーゼル燃料の原料として広く開発が進められています。環境にも優しい菜種は、環境大国ドイツにはもっていこいの資源作物といえるのでしょう。

 ドイツ各地で菜の花畑を見ることができますが、特にドイツ北部では少し郊外に車を走らせると果てしなく続く菜の花畑を楽しむことができます。この時期にお勧めなのが、蒸気機関車モリー号での列車の旅です。蒸気機関車、というだけで列車好きの私にはたまらないのですが、この列車、始発駅のバート・ドーベランを出発すると、路面電車ならぬ路面汽車として街中を堂々と走る面白い列車です。

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 狭い商店街を建物すれすれで走る蒸気機関車の姿はおそらく他では見られないのではないでしょうか。そして郊外に出ると、辺り一面菜の花畑の中をモリー号が颯爽と進んでいきます。道路から見る風景とはまた異なる、鮮やかな黄色の世界が目に焼きついて離れません。

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