2012年3月16日 (金)

シルクロードのバザールでナンの食べ比べ!(新疆ウィグル自治区)

Ji

 先日、25周年謝恩企画の「西域シルクロード大周遊~新タクラマカン砂漠公路と南疆鉄道~」より帰国いたしました。死の砂漠とおそれられたタクラマカン砂漠の縦断、そして南疆鉄道の乗車という2つのポイントをおさえて、ウルムチよりホータン、カシュガル、トルファンと主要なシルクロードのオアシス都市を巡る見所満載のツアーでした。
 シーズンより少し前の2月のご案内でしたので、どこの場所もほぼ貸切状態で、古の都に思いを馳せながらゆっくりとシルクロードを旅することができました。

Nan

 今回のツアーでお客様が特に感動していらっしゃったのは、焼きたてのナン。シルクロードのバザールや道端の露天で、一番に目に飛び込んでくるのは、こんがりキツネ色に焼けたナンです。ツアーで初めてナンと出会ったのは、クチャの道中でした。道端で売られているナンは地元のお客さんが気軽にふらっと買いに来るようなアットホームな露店。各都市でそれぞれ特徴があるのですが、クチャで見るナンは特に大きく、今回のツアーで見た中で一番大きくてこんがり香ばしい匂いがしました。直径は50センチ程でしょうか、薄いパイ生地ほどの厚さで、パリパリに焼けたナンは、タマネギやゴマ、サフランが入っていて香ばしく、最初の一口で私達を魅了しました!シルクロードでの初めてのナンの体験は、地元で食べるソウルフードに、皆様とても感激していらっしゃいました。

Dekita

 それからというもの、都市を移動するたびに、皆様各地域のナンが気になるようで、ガイドさんに質問されていらっしゃいました。私のおすすめは昔の面影を残すカシュガルの町、「老街」で売られていたナンです。ベーグルのような形で、しっかりと弾力のあるモチモチとした生地が特徴です。底の深いカマの側面にびっしりとついた生地。生地とカマの接着部には岩塩がついており、その塩加減がまたたまらないのです。何の変哲もない味なのですが、この岩塩の塩味と生地のホクホク感で、大満足のナンでした。焼き立てであることも、このナンをより一層おいしく感じさせてくれました。また、ナン屋さんで盛り上がっている私達を見て、売っていた青年が一言。「ナンは日本に売ってないのか?そんなに喜んでくれるなら、日本で焼いてやるよ!」と。そんなやりとりも嬉しくて楽しい瞬間となりました。
 他にもウルムチのゴマナンや、長持ちするカシュガルのバザールのナン、ホータンのバザールでの模様のついたナン…どれも特徴があり、おいしかった思い出です。
 焼きたてのナンと、ナンを売っている素朴で優しいウィグルの人々、シルクロードならではの風景とともに、ナンの思いでも深く刻まれたツアーとなりました。(霍間)


シルクロードのツアーはこちら

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