2012年3月15日 (木)

美味!カンボジア料理

先日、ユーラシア旅行社「アンコール遺跡群を極める旅9日間」の添乗より帰国しました。お天気に恵まれ、アンコール遺跡から登る朝日や、オレンジ色に遺跡を染めゆく美しい夕日も観賞することが出来ました。しかしながら、やはり日中は35度近くまで気温が上がるカンボジア。まだ寒さが厳しい日本との温度差は30度近くあり、観光中は常にタオルが欠かせません。暑さで食欲も下がる…という時に助けられたのが、カンボジア料理!同じ東南アジアの中でも、タイ料理やベトナム料理は日本で良く知られていますが、カンボジア料理は、あまりピンとこないかもしれません。

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東南アジアの料理というと、香辛料がきつい印象のものが多いですが、カンボジア料理は、香草をそれほど多くは使っていないので、日本人にも食べやすいものが多いと感じました。また日本と同じく、米が主食なので、ご飯に合う味付けになっているということも一つの理由かもしれません。「辛さのタイ、甘みのベトナム、酸味のカンボジア」と言われるように、発酵調味料などを使い、さっぱりとしたヘルシーな料理が多くあります。その中でも、今回のツアーで印象に残ったカンボジア料理が二つありました。

まず一つ目は、「アモック」という、雷魚などの白身魚やお肉をバナナの葉で包み、ココナツミルクで蒸し煮した、伝統的なカンボジア料理です。カンボジアでは、一般家庭の食卓にもよく並ぶ料理で、具材や味付けなど、その家庭によって若干違うようです。日本で言う、肉じゃがのようなものでしょうか。どこか懐かしく、優しい味がして、今回ご一緒したお客様にも大好評でした!そして二つ目は、「かぼちゃプリン」です。カンボジアの「かぼちゃプリン」は、かぼちゃの種をくりぬきアヒルの卵をプリン状にしたものをつめて蒸した料理です。ココナツミルクやアイスクリームと一緒に食べるとおいしさ倍増です。元々かぼちゃが大好きということもあり、この味にはまってしまった私。現地ガイドさんにレシピを聞いてきたので、簡単にご紹介します!

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1.カボチャはナイフでへたの部分を3~4センチ四方に切り取る。2.スプーンで種とわたをきれいに取り出し、水洗いして水気をふきとる。3.卵(7個)を割りほぐし、ココナツミルク(200㏄)、砂糖(100グラム)、塩、小麦粉(少々)を混ぜ合わせ、裏ごし器でこす。4.カボチャのなかに流しいれ、ヘタをのせ、蒸し器で蒸す。5.最初は強火で10分位、後は弱火にして1時間程蒸す。竹串を真ん中に刺してみて、軽く刺されば出来上がり!自然な甘さで、栄養もたっぷり!アヒルの卵ではなく、鶏の卵になってしまいますが、是非日本でも作ってみたいと思っています!(飯野)

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