2012年3月27日 (火)

マヨルカ島で楽園を体感(スペイン)

Majorca3地中海の楽園と呼ばれる、スペインのマヨルカ島に行ってきました。
3月のマヨルカ島は、島の至る所で一足早い春の到来を実感することができました。最も春を感じたのは、鉄道の車窓からみた田園風景。1920年に開業したレトロな木製の列車、ソイエール鉄道はマヨルカ島の中心地パルマ・デ・マヨルカの町から島の西側にある小さなソイエール港までの15㎞を結ぶ観光列車です。かつては人々の往来を担ってきましたが、今はもっぱら観光客を運んでいます。

Majorca1近代的な建物が密集する市街地を抜けると、鮮やかな緑の田園地帯が広がってきました。真っ先に目に飛び込んできたのは、ピンク色のアーモンドの花。もう咲き終わりに近づいていましたが、儚いピンク色の花を咲かせた木々に日本の桜を思い出します。また明るい日差しの中、銀色に葉っぱをひるがえすオリーブの木々、また遠くからでも鮮やかなオレンジ色が一層際立つオレンジ畑の風景は、まさに明るい地中海のイメージそのもの。田園風景が終わる頃には灰色の石灰岩が剥き出しになった荒々しい岩山に突入します。岩山の斜面に作られたマヨルカ名物の段々畑には、樹齢数百年の捻じ曲がり、うねったオリーブの大木や松の木の鬱蒼とした森が始まり、幾つものトンネルをくぐって走り続けます。途中の停車駅からは三方を山に囲まれたソイエールの町の雄大な景色。変化に富んだ車窓からの景色は決して飽きることはありません。
マヨルカ最高峰のプチョ・マヨル山(標高1445M)には僅かに残雪も残っていました。地中海の島で眺める雪は何だか不思議な気がします。
ソイエールの盆地には周囲の山々から清流が流れ、水が豊富な為に一年中緑が溢れています。どの家々の畑にも特産のレモンの木が植えられていて、家々の隙間をぬって列車は下ってゆきます。
いよいよ終着駅であるソイエール駅に到着。ホームの売店で飲んだレモネードには何だか地中海の太陽がギュッと濃縮されているような気がしました。(上田)

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