2012年4月18日 (水)

ボルネオ島のジャングルで出会った世界最小の象と世界最大の花

 「ボルネオ島とジャングル探検とブルネイ王国」ツアーに行ってきました。
ボルネオ島は熱帯に位置する世界で3番目に大きな島。南部はインドネシア、北部はマレーシアとブルネイ王国とに分かれています。今回のツアーでは北部マレーシアのジャングル探検と世界一のお金持ち国ブルネイ王国でリッチな気分になれるホテル滞在を体験してきました。

 ブルネイ王国での滞在は世界のVIPも宿泊するエンパイヤーホテルです。自然豊かなボルネオ島にこんな豪華なホテルがあるなんて!とビックリしながら広いロビーに入りました。

 ジワジワと汗が噴出す暑い外とは打って変わって、室内の温度は涼しく設定されています。ソファに深く腰掛け、ホッと一息。海に面した広い窓からは優しい光が差し込み、穏やかな波の音に心も体も癒されました。なんと!このホテルの敷地内にはゴルフ場や映画館もあるんです。私達は10日間のツアー中の1泊だけの滞在ですが、世界から遊びに来るお客様は1週間ほど滞在し、時にはビーチで泳いだり、時には仲間とゴルフを楽しんだりと、たっぷり満喫していくそうです。

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 道も建物も綺麗に整理されたバンダルスリブガワンから飛行機でひとっ飛び、マーレシアに入るととたんに景色はジャングルに変わります。
 今回は雨期と乾期の境目で、ジャングルのなかでは灼熱の太陽がジリジリと照らし、時には突然のスコールに見舞われる事もありました。普段、都会で暮らしている私は、暑ければ「なんで今日はこんなに暑いの!」と思ったり、雨が降れば「あ~あ、今日は雨かぁ」と気分が落ち込んだりします。
 私達がグヌン・ムル国立公園を訪れた時は雨が降ってきましたが、ジャングルで生きる木々が屋根のようになってくれましたし、雨がやんだ時に差し込んだ光がしずくを照らし、キラキラと輝いていてとても綺麗でした。大自然の中を歩いていたら、「雨の恵と太陽の光がこの森を作ったんだぁ」と、急に全ての自然の営みが愛おしく感じられてきました。

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 今回の旅では幻の花「ラフレシア」を目にする事もできました。マレー半島やボルネオ島内の一部にしかない希少植物で、直径50cm~1mもの世界最大の花です。花が咲くまでには2年ほどもかかり、やっと咲いたと思ったら1週間後には枯れてしまいます。咲いてから3日目頃が一番の見頃ですが、たった10日間のツアーで咲いているラフレシアに出会うのは正直難しいと思っていました。
 大きく口を開けたラフレシアは綺麗というよりはハッキリ言って、不気味。独特のにおいで虫を誘い込むそうです。ジーっと見ていたら、突然立ち上がって人間を襲う怪人に変身しそうで怖くなりました。

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 同じく珍しい生き物で、世界最小と言われる「ボルネオ象」にも出会えました。島東部、ジャングルの基点となるスカウに向かってキナバタンガン川を進んでいる時にボートの船頭さんが見つけて教えてくれました。「かわいいぃ~!」と騒ぎながら必死で写真を撮る私達にはお構い無しで、一生懸命に草を食べていました。遠くから見た時に小象かな?と思いましたが、現地ガイドさんによると立派な大人象だそうです。
 

 野生動物達は、普段は人の目が届かない森の奥で暮らしています。テレビの取材やカメラマンは、その動物に会うために1ヶ月以上も滞在するそうです。今回のツアーでは、他にもテングザルやブタオザル、オランウータンやカワセミなども見る事が出来ました。長く滞在しても10日間の滞在でも、会えるか会えないかはタイミング次第です。突然の遭遇に備えて、常にカメラは手元に準備しておく事をお勧めします。(関根)

ボルネオ島へのツアーはこちら

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