おいしいナッツを食べながら
先日、25周年記念企画「バルト三国古都巡りとクルシュー砂州 8日間」より帰国しました。例年、バルト三国は4月の初旬になると少しずつ春の雰囲気になってくるのですが、出発前に天気予報をみても寒い様子。出発当日、いざ成田空港を飛び立ちまずは乗り換え地フィンランドへ!心躍らせながらフィンランドへ到着すると、そこは白銀の世界!やはり今年の冬は寒いとのこと。そしてフィンランドに近いエストニアもやはりかなり寒いようで、私たちが訪れたときも雪が降っていました。
エストニアの首都タリンでは、たっぷり半日自由時間をおとりし、皆様思い思いにタリンの街散策をお楽しみ頂きました。
そこで今回は、タリンのお勧めの自由時間の過ごし方をご紹介します。
まずおすすめその1は、旧市街の入口ヴィル門周辺です。ヴィル門は旧市街の東側にあり、1345-1355年にかけて築かれた城壁の門です。この門のあるヴィル通りは、旧市街のメインストリートであり、おしゃれな店やレストランが立ち並んでいます。そんなおしゃれな通りの脇に、一風変わったセーターのお店が並んでいます。これはセーターの壁と呼ばれ、手編みのニットもののお店が城壁沿いにずらりと並んでいます。少しわかりにくいですが、セーターの壁の端には城壁へ登れる階段への入口があり、城壁の上からは街を眺めることもできます。
ヴィル通りをまっすぐ進んでいくと、タリンの旧市街の中心“ラエコヤ広場”があります。こちらには、北ヨーロッパに唯一残るゴシック様式の“旧市庁舎”や現役の薬局ではヨーロッパで一番古いものの一つである“市議会広場”があります。周りの建物もかわいく見ているだけでも楽しいのですが、ここでお勧めその2が登場します!それはなんとナッツ。
旧市街の周りには、砂糖(カラメル)でまぶしたナッツを売る屋台がいくつかあります。可愛い衣装を着たお姉さんたちが笑顔で迎えてくれ、快く味見もさせてくれます。私もプライベートで訪れて以来この甘いナッツにはまり、お客様にもいつもお勧めしています。おいしいナッツを食べながらの街歩きもまたいいものです。
そして最後、お勧めその3は展望台からの景色です。石灰岩でできた高さ約24mのトームペアの丘には、見晴らしの良い展望台がいくつかあります。その中でも一番人気は、大聖堂近くの展望台です。こちらからは、タリンの美しい景色が一望できます。朝、部屋の窓から雪が降っているのを見たときは、やんでほしかったなぁ….と少しだけ心の中で思っていましたが、その雪化粧をした美しいタリンの街を眺めた瞬間、この景色を見れたことはとても幸運だったなと感じました。
雪も解け始め、これからがベストシーズンを迎えるバルト三国!新緑や美しい花々で輝く街並みも、またよいでしょう。
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