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2012年5月

2012年5月31日 (木)

ペルーアンデスの雄大な自然と歴史・文化(クスコ~プーノ)

先日、ユーラシア旅行社の「ペルー、マチュピチュ・ナスカ・チチカカ湖と聖なる谷」のツアーより帰国いたしました。

 ペルーといえば何と言ってもご存知マチュピチュ遺跡!も

ちろんこのコースでもご案内します。しかも遺跡観光の拠点となるマチュピチPhotoュ村(旧名アグアス・カリエンテス)に2泊して2日間に渡ってじっくり空中都市をご堪能いただけます。それ以外にも、謎の地上絵ナスカ、浮島で有名なチチカカ湖...10日間でインカ帝国の謎に迫って行く盛りだくさんのコースとなっています。

 今回は一般的なペルーのコースでは訪れることの少ないプーノ(チチカカ湖観光の拠点)までの1日をご紹介しましょう。

 7日目の早朝、標高約3400mのインカの都であり、世界遺産にも登録されているクスコを出発して行きます。アンデス山脈が連なる標高の高い地域。この日はツアー最高地点を通過します。深呼吸、ゆっくり行動すること、大きな声を出さないこと、水分補給などを心がけて、バスは2手に別れた東アンデスと西アンデスの間にできたアンデス高原を走ります。

 車窓からは半自給自足の生活をするケチュア族、アイマラ族の村々。父は畑に出かけ、民族衣装を着た母が家を守り、子供たちは無邪気に遊ぶ、素朴な生活は今でも変わらないのでしょう。
 そうこうしている間にバスは知らず知らず標高を上げています。辺りは木の育たない草原。空気も乾燥しており山々がくっきり美しい。

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2012年5月30日 (水)

イスラエルを考える、ヨルダンを感じる

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ユーラシア旅行社の「ヨルダンの至宝ペトラと聖地エルサレム9日間」より帰国しました。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレムは文字通り旧約聖書から描かれてきた長い歴史が町の土台となっています。しかし、町の中を歩いていても、2000年前の風景を想像するのは難しいことかも知れません。例えば、イエスが十字架を背負ってゴルゴダの丘まで歩いた「悲しみの道(ヴィアドロローサ)」を他のたくさんの観光客やスーク(商店)の買物客に混ざって歩いても簡単には想像力がはたらかないものです。それでも現地ガイドさんが当時の情景や、かつてそこで生活していた人々の想いを想像しながら案内してくれるうちに、私たちもただ観光しているだけではなく「聖書に書かれていたあの場所を歩いているんだ」、「十字架を背負って目の前を通りすぎるイエスを人々はこんな気持ちで見ていたのかもしれない」などと考えながら進んでいく内容の濃いツアーでした。

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そんな聖書の世界に想像力を傾けながらも、エルサレム旧市街では賑やかな角笛のホーンがそこかしこから聞こえてきます。「バル・ミツバ」と呼ばれるユダヤ教徒の成人式です。日本では20歳で成人式を行いますが、イスラエルのユダヤ教徒では男子13歳、女子12歳の年に盛大な成人のお祝いを行う習慣があります。今回のエルサレム滞在時にも家族や親族で主役の青年を囲んで楽器を鳴らして賑やかに行進しているグループをたくさん見かけました。ユダヤ教徒の聖地エルサレムにいらしたらきっと見かける光景でしょう。

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2012年5月29日 (火)

ルルドの聖水で身体を清める!?(フランス)

Sp5100941 先日「南西フランス紀行10日間」のツアーより帰国致しました。ツアー中に社会党オランド氏の大統領就任式が行われた新生フランス。道端にはアマポーラ(フランス語ではコクリコと言います)、エニシダや菜の花が美しく咲く、春のポカポカしたとっても嬉しい季節でした。
 さて、そんなツアーは、フランスの田舎町を巡るツアーで、「フランスで一番美しい村々」そして、そこに残る美しき教会群を観光しますが、中でも今回は特にルルドの聖水が印象に残っています。

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2012年5月28日 (月)

ポルトガルの銘菓と季節のフルーツ

G1 先日、「滞在型で満喫、ポルトガル旅情 10日間」より帰国しました。私たちが到着する1週間前は真冬のような寒さが続いていたそうですが、滞在中は暖かな陽気で、毎日青空を見ることができました。

観光初日に訪れたのは、ポルトガル初代国王アフォンソ1世誕生の地で、世界遺産にも登録されているギマランイスです。2012年欧州文化首都にも指定されていて、観光客誘致のための様々なイベント等が企画されています。街の中にはギマランイスが2012年の文化首都に指定されていることを示すシンボルマークのハートがお店の入口に掲げられていました。

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2012年5月25日 (金)

どこでもピクニックを楽しむイランの人々

Shiraz 先日、ユーラシア旅行社の「魅惑のペルシャ4都市周遊 9日間」のツアーより帰国しました。
イランは今、丁度薔薇の季節、エラムガーデンや詩人廟などでは、色とりどりの薔薇の花を目にする事が出来ました。
皆様はイランと聞くとどういった印象をお持ちでしょうか?何だか危険そうだという声が聞こえてきそうですが、実際行ってみると、平和でのんびりした雰囲気をお楽しみ頂くことが出来ます。

イランに到着したのだと実感するのが、テヘランの空港に到着した時!女性は、体の線が隠れる服を着て、髪の毛をスカーフなどで覆う必要があります。服装が制限されるなんて何だか怖い感じがするかもしれませんが、慣れてしまえばあまり気にならなくなります。スカーフの色は何色でも大丈夫。地元のイランの女性も様々なお洒落な色や柄のスカーフを楽しんでいる様子でした。

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2012年5月24日 (木)

グルジアワインのワイナリーにお邪魔します!

Oba先日「民族と文明の道コーカサス三国周遊9日間」より帰国致しました。アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアの3カ国を周遊し、内容の濃い9日間。同じ季節の日本よりも少し早めに夏がきたようで、半袖でも十分な陽気、日も長く、朝から晩までしっかり満喫して頂きました。そんな中でも本日は特に印象に残ったグルジアのワイナリーについてお話させて頂きます。

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2012年5月23日 (水)

GW期間は、緑のナミビア

Small ゴールデンウィークに「ナミビア二大砂漠探訪7日間」の添乗に行ってきました。ナミビアというとナミブ砂漠が観光名所として第一に挙げられるように砂漠のイメージがあります。日本の2.2倍の面積という国土のほとんどが砂漠とサバンナで占められ、人口は札幌市と同じくらいの210万人なので、町から30分ほどバスを走らせて郊外に行けば人の姿が見られない広大な平原のなかを真直ぐに伸びる道路を走る状態になります。

そのような何も無いという風景も、ちょっと観察してみると変化や発見があり、単調な移動と思われる平原の移動も面白いものになります。特にこの4月末くらいは雨季から乾季へ移行したときだからこその風景が見ることができます。

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2012年5月21日 (月)

10年に1度!フロリアード

先日、「花のベネルクス物語」より帰国しました。
ベストシーズンのベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)の春は、チューリップなど色とりどりの花が咲き乱れ、旬の美味しい食べ物も沢山出回っていて、人々も春の訪れに心弾んでいるように思えました。

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そして今年は、オランダにとって特別な年!ドイツの国境に近いフェンローという町で、10年に1度しか開かれない国際園芸博覧会「フロリアード」が開催されています。もちろん、今回のツアーではフロリアードを訪問してきました。

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2012年5月18日 (金)

コロコロ景色の変わる、絶景のマディラ島

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「ポルトガル物語15日間」より帰国しました。ポルトガル本土をリスボン~ポルトまで町々を観光しながら北上し、最後はマディラ島のフンシャルでゆったり3連泊するツアーです。 私のご一緒した出発日は1年に1回フンシャルで行われる「花祭り」をご案内するツアーで花に始まり花で終わったという印象を受けました。

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2012年5月17日 (木)

アラビアのロレンスの世界へ(ヨルダン)

Photo_14 ユーラシア旅行社の「薔薇色のペトラと死海を楽しむ 8日間」から帰国しました。
今の時期はもう暑いのだろうな、と覚悟して現地入りをしましたが予想に反してさわやかな風がふき、過ごしやすい気候でした。ヨルダンの面積は北海道より少し大きい位です。国土の八割が砂漠なのでどこへ行っても砂だらけかと思われがちですが、少しドライブをすれば景色が変化に富んでいることに気が付きます。北へ行けば緑が豊富で、オリーブやブドウの木がたくさんあり緑豊かです。路上では旬の果物の真っ赤なイチゴが路上で売られていました。又、スイカももう出回っていました。中部には地球上でもっとも低い死海があり、南部にはごつごつとした岩山が砂漠の中に現れます。そしてヨルダン最南端のアカバは外海と接している場所で港とビーチがあります。アカバは国境が密集していてイスラエル、エジプトまで10キロほどしか距離がなく、サウジアラビアまでも26キロというのも興味深いです。現在も国内唯一の港として経済活動における重要な町となっていますが、そういった位置関係から、古代からの要所でした。一次大戦中のアラブ革命の際もオスマン帝国軍が占領していたアカバを英軍人ロレンス率いるアラブ軍が陥落させ、アラブ軍勢の転機となりました。
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2012年5月16日 (水)

ビールの美味しい時期がやってきました!(チェコ)

先日、「チェコ・スロヴァキアの美都とハンガリーの大平原 10日間」の添乗より帰国しました。このツアーは、“ドナウの真珠”と呼ばれるハンガリーの首都ブダペストからスタートし、スロヴァキアを経て、チェコへと入っていきます。

天候はというと、少しだけ曇ったときもありましたが毎日素晴らしいお天気に恵まれ、最高の観光日よりでした。特にハンガリーでは60数年ぶりの暑さを観測し、30℃を超えることもありました。

Photo_8さて、こちらの国々では現在菜の花満開のシーズンを迎えています。バス移動の際窓の外を眺めていても、あちらこちらに美しい菜の花畑が広がって下おり飽きることがありません。青く澄み渡った空と、一面に広がる輝く菜の花畑。この美しい景色は、この時期にしか味わうことのできない素晴らしい光景でした。

こんな暑いとき、飲みたくなるものと言えばそう、ビールです!ご存知の方も多いかも知れませんが、チェコは国民一人当たりのビール消費量世界一を誇っています。チェコビールの銘柄は約470種類もあると言われており、種類もかなり豊富です。現在はアメリカのビールとして知られているバドワイザーも、実はチェコが発祥です。チェコの南に位置するチェースケー・ブジェヨヴィツェという町の、ブドヴァイゼルというビールがもとになっています。ブドヴァイゼルの英語読みから、バドワイザーになりました。しかし、味は全くの別物です。

ハンガリーからビールを飲まれていたお客様も、「やっぱりビールはチェコだね!本当においしい!!」とそのおいしさに驚かれていました。また、こちらのツアーでは本場ボヘミアの伝統あるビアホールにご夕食へご案内し、皆様にビールを一杯付けさせて頂くという嬉しい特典もあります!チェコに行った際には是非、おいしいビールを飲んでみてくださいね!

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ビールの値段はというと、ソフトドリンクとほとんど変わらず日本と比べるとかなり安めです。そんなビール大国のチェコで、今回のお客様も昼食や夕食の際にビールを飲まれ味比べを楽しまれていました。

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2012年5月15日 (火)

ケニア・タンザニアで大奥発見!インパラのハーレムに迫る

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先日、ユーラシア旅行社の「ケニア・タンザニア ハイライト」のツアーより帰国致しました。日本が連休ムード一色だったゴールデンウィークの出発だったのですが、現地はちょうど雨季の終わりにあたります。しかし、雨季と言えども日本の梅雨のように朝から晩まで降り続けるということはなく、日中はカラッと晴れて、夕方から夜にスコールのように集中して降るような気候でしたので、この旅の目的であるサファリは存分に楽しめました。

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2012年5月14日 (月)

サマルカンドでナンを食する(ウズベキスタン)

Kama 先日「サマルカンド・ヒワ・ブハラ世界遺産周遊の旅 8日間」の添乗より帰国致しました。
  このコースは、今もなお17世紀当時の面影を残す古城の街ヒワ、かつて政治経済の中心であったブハラ、英雄アミール・チムールの故郷シャフリサブスと世界遺産に登録されている街を訪れます。そして世界遺産でもう1つ忘れてはならないのが、「青の都」と呼ばれる街サマルカンドですが、レギスタン広場やシャーヒ・ジンダ廟群など青のドームが美しいのが特徴です。

 サマルカンドには名物がございます。それはズバリ「ナン」ですが、では「ナン」とは何でしょうか(笑)?私たち日本人にとっては、よくインド料理店に行ったときに出てくる細長いパンのようなものを思い出しますが、ウズベキスタンのナンも小麦粉でできたパンのような食べ物という点ではインドのナンと変わりません。しかし形は総じて円形となっています。このナンはウズベキスタンの人にとっての主食ですので、ウズベキスタンのほとんど食卓にはナンが並びます。その中でもサマルカンドのナンが名物と言われるのはなぜでしょうか?


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2012年5月11日 (金)

甘い香りに誘われて~メキシコのフルーツ~

先日ユーラシア旅行社の「メキシコ物語15日間」より帰国致しました。メキシコシティにはジャカランダの花も残り、世界遺産の街並みに彩りを加えておりました。このツアーは、メキシコシティからリゾート地カンクンまでをバスで移動し、広大なメキシコを堪能できます。途中、プエブラやトラコタルパンなどの世界遺産の街も訪れ、各地の見所もご覧頂けます。遺跡や町並み、陽気な民族音楽など、魅力はたくさんありますが、その国ならではの食べ物も楽しみのひとつですよね。

メキシコ料理といえばタコスをイメージされる方が多いと思います。もちろん、レストランや食堂などの定番料理で、家庭でもよく食べられるタコス。野菜やお肉を挟み、サルサソースをお好みで付けてガブリ。これぞまさにメキシカンといったところです。

しかし、メキシコ料理はタコスだけではありません。世界遺産の街・プエブラ発祥のチキン料理モレ・ポブラーノや港町・ベラクルスの名物の魚料理ワチナンゴ、カンクンがあるユカタン地方のライムスープ・ソパデリマなど、栄養たっぷりで美味しい料理がたくさんあります。そして、これらのメキシコ伝統料理は、世界無形文化遺産にも登録されているのです。「メキシコ料理はタコスしかない」「辛そう」というイメージを持っている方も多かったようで、実際に現地で食べてみると、「こんなにバラエティがあるなんて知らなかった」「お肉も魚も野菜も摂れて嬉しい」というお声を頂きました。10

また、温暖な気候で育ったフルーツも魅力のひとつかもしれません。今回のツアーの食事でも様々なフルーツがテーブルに並びましたが、その中でも日本ではあまり見かけない南国フルーツをご紹介します。

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2012年5月10日 (木)

きっかけは失業対策!?グレートオーシャンロード

先日、ユーラシア旅行社の「オーストラリア物語 15日間」の旅から帰国いたしました。南半球に位置するオーストラリアの季節は日本と間逆。秋の足音が聞こえてくるちょうど良い季節の大地を、贅沢にぐるりと一周ご案内させていただきました。

今回の旅のハイライトのひとつが、グレートオーシャンロードと呼ばれるドライブコースです。オーストラリアの南東、ヴィクトリア州の沿岸を走る全長約280キロメートルのこの道路、建設開始は第一次世界大戦が終結した1919年のこと、建造の主な目的はなんと失業対策です。戦争から帰って来た荒くれ男どもを職も無いまま社会に放り出すと何をするかわからない・・・と思ったのかどうかは知りませんが、とにかく彼ら帰還兵の雇用創設のために計画は実行に移されました。いかに体力自慢の作業員達とはいえ、工具はツルハシ・スコップ・ダイナマイトだけだったというから驚きます。完成は1932年、実に13年の月日を要した大事業でした。

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2012年5月 9日 (水)

粛々したスペイン人

Photo 先日、ユーラシア旅行社の「スペイン歴史物語 15日間」の旅から帰国しました。

4月上旬に出発したこのコース、今年はセヴィ-リャでセマナ・サンタ「聖週間」をご案内 するコースでした。セマナ・サンタとは、カトリックでは3月下旬~4月上旬、イエスの復活を祝う復活祭前の1週間の事を言います。

スペインはお祭りのない日はない、といわれるほど色々な地域でお祭りを行っておりますが、特にこのセマナ・サンタは大事なお祭りといわれています。簡単に言うと、17世紀頃、スペインは国統一の要として宗教を用いた歴史暦背景もあって、熱心なカトリックの国でした。エルサレムへ巡礼に行った貴族が街中の巡礼(悲しみの道というもの)をみてそれをセヴィーリャで模した事が始まりといわれています。キリストの受難や慈悲、聖母マリアの悲しみを表現した彫像を乗せたパソと呼ばれる山車とそれに付き従う信者、そして楽隊が町をパレードするというものですが、そのためお祭りといっても、とても粛々と厳かに行われます。

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2012年5月 8日 (火)

春到来!イラン

Abuyane 先日、ユーラシア旅行社の「イラン・イスラーム紀行11日間」の旅から帰国しました。
3月の春分の頃のイランは春爛漫。木々が若草色に芽吹いていました。
イランの旅のスタートは首都テヘランから始まりました。テヘランの日中の気温は、東京より暖かかったのですが、テヘランの北側には雪山が控えているため、朝晩にはひんやりした空気が立ち込めます。街中から望むこの山はダマバンド山といって、標高5761mのイランの最高峰です。真っ白な雪を頂き、テヘランの街を見守っているようです。5000m峰があるというのは、イランを初めて訪問する方には少々意外なことかもしれません。

テヘランを後にして、南へと向かいました。その道中で、アブヤーネ村という山間の小さな村に立ち寄りました。サグロス山脈に抱かれるように山奥にひっそり佇んでいます。3月下旬とはいえ、標高約2500mのところにあるこの村ではまだ春を迎えたばかり。少し寒いくらいで、気温は15度ほどでした。ここでは女性が伝統的なバラの柄のスカーフを被っていることで知られています。村のおばあちゃんが、手作りのザクロや杏の果実を伸したお菓子を売っていていました。甘酸っぱいソフトグミのようなお菓子は、日本人である私たちには馴染みのあるような味がしました。

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2012年5月 7日 (月)

バルカン半島6カ国、ぐるり周遊の醍醐味

 1_2先日、西バルカン大紀行の添乗より帰国いたしました。マケドニア、アルバニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと6カ国を18日間で大周遊する今回のツアー。あちこちでアーモンドや桃、杏の小さな花が咲き乱れ、可愛らしい野花が私たちを歓迎してくれました。
  ヨーロッパとアジアの中間に位置するバルカン半島は、古くから多くの民族が行き交いました。イオニア海沿岸の町デュレスからコンスタンチノープルまで、バルカン半島を東西に貫くエグナチア街道がローマ人によって敷かれると、その街道上には多くの殖民都市が築かれ繁栄しました。現在でも、イオニア海沿岸や街道上には、ギリシア人やローマ人によって建設された都市が数多く残っています。保存状態は十分とは言えませんが、バルカン半島最大規模のデュレスのローマ劇場や、モザイクが見事なへラクレア遺跡などは当時の栄華を伺うに十分な見ごたえがありました。
 Photo_3 地理的な優位性と同時に、その軍事的重要性から、時として侵略の地ともなりました。その象徴として、500年間にも渡るオスマン・トルコの影響が色濃く残っています。丸い石畳が続くモスタルやクルヤのオールドバザールを歩けば、ドロドロとしたトルココーヒーに水パイプ、木工品に絨毯…とまるで遠いトルコに迷い込んだかのようなオリエンタルな雰囲気が迎えてくれることでしょう。
 また、石造りの家並みと白黒縞模様の石畳が美しいジーロカストラと、大きな窓がたくさん付いた白壁の家が斜面にびっしりと張り付く“千の窓の町”ベラッドは、いずれもオスマン・トルコ時代に築かれた町で、中世の町並をよく残す野外博物館としてアルバニアの世界文化遺産に指定されています。  

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2012年5月 2日 (水)

さくら親善100周年~アメリカ東部・南部~

 ユーラシア旅行社の「アメリカ東部・南部大縦断物語 16日間」より帰国しました。北部ボストンから始まり、大都市ニューヨークや首都ワシントンを通り、アメリカ建国の歴史には欠かす事のできないフィラデルフィア、そしてさらに南下し、南部最大の都市アトランタ、そこから先のテーマは音楽へと移り、カントリー音楽の発祥の地ジャクソンやブルースの町メンフィスそしてジャズ発祥の地ニューオーリンズを目指していきます。
今年の注目は「日米さくら親善100周年記念」です!ツアーでも、ワシントンDCで開かれている「さくら祭」へとご案内いたしました。今年は100周年ということもあり、日本のニュースでも大々的に放送されていたので、テレビでご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

日米さくら親善100周年

 1912年(明治45年)、日米友好の証として約3千本の桜がワシントンへ贈られました。この桜は明治の終わりごろに、アメリカのタフト大統領夫人の希望により、当時の尾崎行雄東京市長がプレゼントしたもの。日本の桜の美しさをアメリカ本国へ伝えたのは、当時日本へ留学していた学生や来日していた学者達だったのです。春になると薄ピンクの花を咲かせる桜の美しさに心打たれ、この美しさを自国の人々にも見てもらいたいと、桜をアメリカへ移植する運動が始まっていったのです。その運動に積極的に参加したのは、旅行作家であったエリザ・シドモア女史。彼女の兄は横浜の領事館に勤務していたので、日本と縁があり、来日。そして日本滞在中に向島の桜の美しさに魅せられたそうです。彼女は今、横浜の外国人墓地に眠っています。1991年(平成3年)には、ワシントンから里帰りした桜の苗木がお墓の近くに植えられ、エリザに捧げられました。

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2012年5月 1日 (火)

【共通テーマ】新発見

Dscf5018 2011年6月、小笠原諸島が世界遺産に登録された記憶がまだ新しいかと思いますが、小笠原諸島と言えば、「東洋のガラパゴス」と言われており、日本人としては、いつか訪れてみたいと思う場所のひとつではないかと思います。

さて、今月の共通テーマは「新発見」です。新発見・・・、なんだろうと考えた後、南米担当の私はガラパゴス諸島が思いつきました。ガラパゴスと言えば、チャールズ・ダーウィンが航海で訪れ、かの有名な「進化論」の着想を得るきっかけになった事は有名ですよね。エクアドルの本土から西約900kmの所にあり、123の島からなる地域です。旅行に訪れる際は必ずガイドさんの同行が必要となりますが、ガラパゴスのガイドさんは、英語だけではない他の言語も話せ、国の難関試験を合格した方のみの狭き門を突破した方のみです。

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