2012年6月28日 (木)

期間限定、クリムトの橋!オーストリアで芸術鑑賞と美しき大自然の旅

 この度、「オーストリア世界遺産巡りと湖水地方への旅」より帰国しました。

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 オーストリアは北海道と同じ位の大きさの国。東アルプス山脈が東西に走り、全土の3分の2は山岳地です。
 ツアーの前半で訪れた都市はほとんど標高500m前後。日本がジメジメとした梅雨に入ろうという時期に爽やかな高原の空気を感じる事が出来ました。
 アルプス周辺は天気が変わり易く雨も多いのが特徴です。天気予報は晴れと雨と雲のマークが一緒に出ていてちっとも当てになりません。
地元のドライバー、オットーさんに聞いてみると「今日の朝は霧で、10時位から晴れて山が良く見えるよ!午後からは曇ってきて夜は雨になるんじゃないかな」と具体的に予想してくれました。そして、その予想は見事に当たっていました!!毎日空を見ているから何となく分かるんだそう。

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 朝、太陽が昇ってくると段々と霧が上がってゆき、さっきまで真っ白だった所に街や山が浮かび上がってくる様子は幻想的でした。霧が上がった後の晴れた空はどこまでも青く澄み渡っていて、チロル地方の岩山がより雄大に感じられました。また、湖水地方を訪れた時は雨でしたが、緑美しい自然の中での雨は全く嫌な感じがせず、マイナスイオンで心まで潤った気がしました。

 自然だけではなく、芸術も楽しめるのがオーストリアの魅力。首都ウィーンには、かつて沢山の音楽家や芸術家が集まりました。金のオーナメントをちりばめた革命的な絵画「接吻」で有名なグスタフ・クリムトも生涯のほとんどをウィーンで過ごした一人です。今年は、そのクリムトの生誕150周年という事もあり、各美術館で様々なクリムトイベントを行っています。このツアーではウィーンでの自由時間があるので、クリムトの絵を求めて美術館を巡ってみるのも良いと思います。

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 今回は、クリムトファンのお客様と共に「接吻」のあるベンルベデーレ宮殿と、美術史美術館に行って来ました。
 美術史美術館はオーストリア、ドイツ、スペイン、イタリア、ベルギー、オランダ各地ハプスブグク家の領土を中心に生み出された400年間の美術コレクションを中心とする美術館です。ブリューゲル、ベラスケス、フェルメールなどの絵が展示されています。ここで見られるクリムトの絵は、キャンパスに描かれた「絵」ではなく、天井に近い部分に描かれた壁画です。通常なら見逃してしまいそうな壁画、それも天井に近い上の方にあるのでじっくりと鑑賞するにはオペラグラスが必要です。でも今回は期間限定で「橋」が掛けられているので間近で鑑賞する事が出来ました。橋と言っても、階段で上がれる短い廊下のような物です。橋に上がれば壁画はもう目の前です。キャンバス画とは違って取り外しが出来ない壁画、それも普段なら遠くてじっくり見ることが出来ない絵です。期間限定のこの橋は2013年1月6日までの予定です。ファンの方も、そうでない方も、一見の価値ありですよ!

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