ユーラシア旅行社の「歩いて感じる大自然!カナディアンロッキーハイキング9日間」より帰国しました。
カナダの西部に位置する、自然豊かなカナディアンロッキー。その緯度は北海道の稚内市より高く、ちょうど6月下旬から7月は高山植物が一斉に咲く季節です。今回も歩きながらたくさんのお花を見ることができました。また、今の時期は日が沈むのはなんと22時を過ぎてから。ついつい夜更かしをしてしまいがちですが、日が長いのは遊ぶ時間が増えたようで嬉しいものです。
カナディアンロッキーのハイキングの特長は、スタート地点の標高が1500メートルくらいと
高いため、少し登っただけで絶景が楽しめます。また、易しいコースからチャレンジコースまでトレイルが多様です。そして、緯度が高いため日本では上級レベルの登山をしないと見られないお花に出会えるのもいい所です。ツアーでは氷河を見ながら歩くコースや、美しい色の湖の周りを歩くコースなどそれぞれ変化があるので毎日新鮮です。そして宿泊はロッキーの国立公園内です。快適なホテルがある上、ハイキングのスタート地点までバスで一時間以内という、すぐ近くに大自然があるとても素敵な環境です。
森に一歩入ったら耳を澄ませてみて下さい。鳥のさえずりが聞こえます。もしかしたらリスが松かさを食べる音や、キツツキが木を突つく音も聞こえるかも知れません。目を凝らして足元の植物を見てみてください。よく見ないと分からないような小さな小さな花を付けています。いつもは使わない感覚をフルに使い、自然を思いっきり味わって頂くと、どんな小さな植物にも命があって、私たちは自然に生かされているというのを改めて感じます。坂のきついところも少しありますが、そこには決まって可憐なお花が咲いていて「がんばれ、がんばれ」と応援してくれているような気になりました。
ハイキング前後の移動中のバスでは左右の森に目を凝らしてみてください。野生動物を見
るチャンスがたくさんあります。
今回はクロクマとグリズリー、シロイワヤギ、エルク、オジロジカに出会いました。道路に渋滞ができていたら何か動物がいるサインです。自然の中にいる動物たちの愛らしいことといったらありません!野生動物たちにストレスを与えないため、車から降りて近寄ったりすることはできませんが車内では皆様興奮しっぱなしでした。面白いエピソードがあって、私たちは幸運にもなかなか目にできないクロクマとグリズリーにそれぞれ二、三回会うことがありました。ところが普通だったらよく姿を現すエルクはなかなか会えませんでした。だから、「クマはもういいからシカがでてこないかな」なんて笑っていました。
カナダでのハイキングに感化され、帰国し間もなく山梨の山を歩きに行ってきました。しばらく熱は冷めそうにありません。(名倉)
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