2012年7月 4日 (水)

英国のフットパスという贅沢な癒しスポット

Footpath_3

この度、「英国の美しき田舎町とフットパスを歩く 14日間」というツアーから帰国致しました。
このツアーは英国に点在する昔ながらの田舎町を巡り、パブリック・フットパスと呼ばれるのどかな遊歩道、散歩道を歩くツアーです。
観光客が滅多に訪れることのない英国の田舎町なので、出会う観光客も少なく、地元の人々がのんびりと暮らしていました。
今回は曇りが多いとよく言われる英国の割に?天候にも恵まれ素晴らしい雰囲気の中、田舎町を巡ることができました。その中でも特にフットパスが充実しており、ロンドンからも約3時間で行ける距離にあるコッツウォルズ地方のウォーキングルートの1つを今回歩きました。

イギリスにはいたるところに誰でも安心してウォーキングを楽しめる道が指定されています。特に湖水地方やコッツウォルズなどの田舎には多く、自然に親しみながら歩くことができます。
当ツアーではコッツウォルズの中央に位置するアッパースローターズ村からロウアースローターズ村までの約30分コースを歩きます。

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両スローターズ村は車輌の乗り入れを禁止しており驚くほど静かで、小川のせせらぎと鳥の鳴き声しか聞こえません。
アッパースローターズ村には蜂蜜色の石灰岩で作られた14~17世紀に作られた古くからの家が残り、今でも大切に使われています。住民は庭の手入れや日曜大工に勤しんで、美しい花が咲き乱れています。
カモの親子が遊んでいる小川沿いを進み、フットパスの入り口の木柵ゲートを通り、羊や馬、牛が草をはむ牧草地の間を歩きます。
木柵にはチャールズ皇太子とダイアナ元皇太子妃も歩いたという記念プレートもありました。
ロウアースローターズ村には現役の水車も動いています。深呼吸をすると緑と土の匂いを感じ、新鮮な空気が身体中に広がるのを感じました。
観光スポットになってる他のコッツウォルズの町とは違い、正直何があるというわけではありませんが、静寂でのどかな佇まいを持つ村がこれほど味わい深く感じることができるとは。心も体もリフレッシュされ、贅沢な時間となりました。(篠原由宇馬)

イギリスへのツアーはこちら

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