2012年7月30日 (月)

一面のブドウ畑を目の前に イタリア・バローロにて

Barolo_village_2先日、ドロミテ、湖水地方とリヴィエラの真珠チンクエ・テッレ10日間より帰国しました。緑溢れる季節の旅行で、ドロミテ山塊や湖水地方の美しさが際立つ時期の訪問に、ご一緒しさせていただいた皆様と感動を味わいました。その中でも、イタリアのブドウ畑は圧巻でした。
トリノを州都とするピエモンテ州南部には、トスカーナに勝るとも劣らないブドウ畑の続く丘陵地帯があります。ランゲの丘陵地帯は、ここで栽培されたブドウから作られるバローロやバルバレスコといった質の高いワインを産出する地域としても有名です。ツアーでは、中世に起源を持つ素晴らしい町でワインの名前にもなっているバローロに立ち寄りました。

その日は、高速道路でリビエラの大都市ジェノバに向かった進み、その先でトリノ方面へと北上します。トリノ方面へと進路を変えたあたりからめっきり車の数が減り、更に高速道路を降りてバローロ村へのくねくねと丘の起伏にそった一般道を進むと次第に周りの風景が一面のブドウ畑に変わっていきます。なだらかな丘を越えていくドライブで、小さな丘を越える度に次の景色への期待感が高まります。そして、いよいよ丘のピークにたどり着き、なだらかな起伏

Baroloにびっしりと植えられたブドウ畑がどこまでも続いたいます。狭い道のため、なかなかバスを停めて写真を撮る時間がなかったのですが、やっと少しのスペースを見つけバスを停め、畑の端まで降りて行きました。この時期はブドウの収穫時期ではないため、ブドウは実をつけていませんでしたが、10月には紫色の実と共に黄色に色を変えた葉であたり一帯が全く違った景色に変わって今とはまるで違う雰囲気になるのだななどと色々な季節のランゲの丘を想像し、楽しい時間を過ごしました。
(大久保)
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