2012年7月 9日 (月)

住めば都(中央アジア)

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ユーラシア旅行社の「中央アジア大周遊17日間」より帰国しました。このツアーの醍醐味はなんといっても中央アジアと呼ばれる5カ国を一度に訪れ、遊牧文化の共通点や部族間の相違点を感じられるところにあります。中央アジアとはウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、キルギスの5ヶ国を指します。今回はタジキスタンの政情不安によりタジキスタンを訪れることはできませんでしたが、キルギスの高い山々に囲まれた神秘のイシシククル湖やカザフスタンの大草原、トルクメニスタンのメルブ遺跡、ウズベキスタンの古都ヒワ、ブハラ、サマルカンドにある美しいモスクなど見どころが盛りだくさんでした。日本とは遠く離れた地で全然違った生活を送っている中央アジアの人々ですが、実は日本人とも似ている点があるような気がします。

まず一つめは言葉です。中央アジアではトルコ語系にあたる言語をそれぞれウズベク語やキルギス語として使っています。言語学上ではアルタイ語族に分類されるこれらの言語は以前、ウラル・アルタイ語族と呼ばれ日本語や朝鮮語も含む説がありました。つまり、中央アジアで話されている言葉も日本語と同じ起源を持つと考えられていたのです。膠着語である点、語順が主語・目的語・述語である点が共通点です。今は確証がないということから否定的ではありますが、中央アジアやトルコ、韓国にはとても上手く日本語を話す人がいることを考えるとあながち間違いではないように感じます。今回最初に訪れたキルギスの現地ガイドさんは驚くほど流暢に日本語を話すのでツアーご参加の皆様も始めは日本人と勘違いするほどでした。それもそのはず、浅黒く日焼けしたその顔も日本人によく似ていたのです。

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二つめの似ている点はその背恰好や顔です。多くの民族が暮らし、混血のすすむこの地域でイラン系のエキゾチックな顔立ちの人やロシア系の大柄な人が道を歩く中で日本人に似た現地人を見かけた時は思わず道を尋ねたくなってしまいます。面白いことにご参加の皆様が現地の民族衣装の帽子をかぶるとツアー中に日焼けされた肌とあいまってキルギス人やカザフ人にも見えてしまうのです。皆で民族帽をかぶり中央アジア人のようになって集合写真をとったことはとても印象に残っています。

最後に食事にまつわる面白い話ですが、最初は少し抵抗があったラム肉などの料理もツアーが後半になるにつれてご参加の皆様から美味しいという声を聞くようになります。これは今回に限らず長期間のツアーでは共通の現象かと思います。本当に「住めば都」とはよく言ったものです。(小畑)

中央アジアへのツアーはこちら

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