2012年8月30日 (木)

この夏は暑い!熱い!ルーマニア

S_3 先日「ルーマニア周遊とリラの僧院を訪ねる旅 12日間」の添乗より帰国致しました。ドラキュラで有名なペレシュ城や世界遺産の修道院群をはじめ、5月のバラ祭りで有名なカザンラクやリラの僧院など、ブルガリアにも足を伸ばす今回の旅。今年は少し異常気象なのか、ルーマニアでは連日35度を越える猛暑に見舞われ、タオルと扇子が手放せない旅となりました。冬には-10度以下にもなる国なので、ヒーターはあってもクーラーはないという施設もあります。そんな中、お客様の多くが楽しみにされていたのがお食事の際のアルコール!ビールやワインはもちろんのこと、アルコール度数がとても高い地酒に挑戦される方もいらっしゃいました。

S040905er11 ルーマニアの地酒で有名なのは「ツイカ」というコケモモやサワーチェリーで作られるお酒。甘くて飲み易そう?と思ったら大間違い。農村風景が広がる田舎町を訪ねると、よく振舞われるのですが、一口飲んだお客様の表情が一変!それもそのはず、アルコール度数が50度もあるのですから。でも現地の方はテキーラのようにクイっと一口で飲んでしまうのです。しかし、「ツイカ」を上回る地酒がルーマニアにはあります。それが「ホリンカ」。北西部のマラムレシュ地方名産のお酒です。「ツイカ」に比べ、何度も蒸留を繰り返し、アルコール度数は70度にも達します。ルーマニアの人々はよく「マラムレシュの人はホリンカで動く」というジョークを言うそうです。嘘か真か首をかしげてしまいますが、ガイドさん曰く、「ホリンカはマラムレシュの人々にとってガソリン。冬の寒さが厳しいマラムレシュの人々は一日一リットル飲むんだよ。」と言っていました。

Sdscf3834 そんなマラムレシュ地方の見所は、世界遺産にも登録されている「木造建築の教会群」。ギリシャ・カトリック教会の内部には正教のシンボルであるイコンがあり、カトリックの特徴でもある会衆席が設けられています。私たちが観光に訪れると、ちょうどミサが終わったのか、続々と町の人々が教会から出てきました。中でも目を引いたのが、とってもチャーミングな格好の「おばあさん」。もともと放牧生活をしていたマラムレシュの女性はとっても働き者で子沢山。齢を重ねるごとに恰幅が良くなり、フリルたっぷりのブラウスに黒いプリーツスカート、そしてハイソックスに花柄のスカーフを被ったまるでお人形のようなおばあさんに出会えます。

かつてローマの侵略をうけた歴史を持つ、ルーマニアはラテン気質。人々はとにかく陽気で明るい!共産主義のチャウシェスクのイメージがあまりにも強いルーマニアでしたが、百聞は一見にしかず、今回の旅でパワフルな真のルーマニアを垣間見ることができました。(三橋)

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