純白!乾季のウユニ塩湖
先日、ユーラシア旅行社の「純白の南米三大自然への旅」より帰国致しました。
真っ白な塩の大地が一面に広がるウユニ塩湖、白いしぶきをあげて豪快に流れ落ちるイグアスの滝、そして石英の白砂漠がどこまでも続くレンソイスと、まさに「純白」の三大自然の絶景を満喫出来る旅でした。
この3つの中でも、お客様が特に楽しみにされていたのがウユニ塩湖。近年雑誌やテレビなどで取り上げられることも多いので、どこかで目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。ウユニ塩湖はボリビアのアルティプラーノ(高原地帯)の標高3700mに位置し、面積は四国の半分にも匹敵する大塩湖。かつてこの一帯は海の底にあり、アンデス山脈の隆起後によって海水が湖を形成し、溜まった水は乾期の激しい太陽や風が干しあげられることで現在のウユニ塩湖が出来上がりました。出来上がるまでにかかった年数は数万年!まさに大自然の芸術作品と呼ぶに相応しいですね。
ウユニ塩湖の観光の日、幸い、雲一つない晴天が迎えてくれました。一刻も早く塩の大地に踏み出したいという気持ちを少しこらえて、まずは 19世紀に鉱物を太平洋沿岸へ運ぶ為に作られた線路に放置された列車が並ぶ『列車の墓場』や、小さな村の精製所などを見学。塩湖と共に生きた人々、生きる人々に触れます。そしていよいよ塩湖の最深部へ!360度真っ白な幻想的な世界を4WDで走ります。塩湖に入ってからは、遠くから見ると魚のように見えることから名づけられた「魚の島」をハイキング。頂上から見るゴツゴツした岩山に無数に生えるサボテン、そして眼下に広がる塩原の織り成す光景はまさに絶景!いつまでも眺めていたくなってしまいます。そして下山後はドライバーさんたちが用意してくれたパラソルとテーブルの下でピクニックランチ!もちろん塩湖の上で頂きます。午後には近郊にある火山に立ち寄ったり、真っ白な塩の上でトリック写真を撮ったり…あっという間に夕暮れの時間になってしまいました。ホテルへの帰路、車を停めて見た塩湖に沈む夕陽もまた素晴らしい物でした。
また、ウユニに滞在中は塩でできたホテルに宿泊します。壁も、柱も、机も、ベッドも、全て塩!夕食に出される料理ももちろんウユニの塩を使った料理。朝から夜まで一日中、ウユニの塩の恵みを体感できたのでした。 (冨永)
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