2012年10月
2012年10月31日 (水)
2012年10月30日 (火)
2012年10月29日 (月)
2012年10月26日 (金)
2012年10月25日 (木)
2012年10月24日 (水)
チュニジアには何があるの?
ユーラシア旅行社「チュニジア・スペシャル」より帰国しました。
リビアとアルジェリアに挟まれた小さな国の見所とはなんでしょうか。
一般的には、エジプト・リビアほどの遺跡はないでしょう。と、少々地味なイメージのようです。
チュニジアは、ローマを震撼させたカルタゴの地です。
しかし実は、カルタゴには、ハンニバル時代の遺跡は多くは残っていません。
海上貿易で巨大国家に成長したカルタゴが追求し続けたもの、それは「富」そのもの。
領土を持つことに関心はなく、都市を建設する煩わしさを知っていたカルタゴには、ローマのような都市遺跡はありません。
現在も残るのは、200隻以上もの軍船を係留し、敵の目を欺いた円形の「軍港」と、海上貿易の拠点「商業港」であり、この2つの港から地中海へ乗り出した光景が瞼に浮かびます。
この光景そのものが、カルタゴの歴史を物語っているのです。
2012年10月23日 (火)
ダージリンの蒸気機関車は明治の新橋~横浜を駆け抜けた機関車と兄弟
先日、インドから帰国しました。世界遺産のダージリン・ヒマラヤ鉄道に乗ってきました。インドは鉄道王国です。アジアで初めて鉄道が開通したのはインドです。総延長62000km超で世界第5位、年間旅客輸送量は8380億人km・年間旅客輸送人数6億5200万人で世界第2位、年間貨物輸送量5510億トンkm、年間貨物輸送トン7億9400万トンで共に世界第4位、広大な国土にたくさんの人や貨物がぎっしり走っています。
紅茶で有名なダージリンへ向かうダージリン・ヒマラヤ鉄道は1999年11月にオーストリアのゼメリング鉄道についで世界で2番目の世界遺産に登録された鉄道です。山岳鉄道で且つ道路沿いを走ること考慮し、軌間(線路の幅)はとても狭く610mmでこれは日本の立山砂防工事専用軌道と同じ幅になります。ちなみに日本のJR在来線1067mm、 は新幹線1435mm、インドは多くの路線で1676mmですので狭さ際立ちます。(写真はダージリン・ヒマラヤ鉄道起点のシリグリ付近。他の線と併走しています。)
機関車は常にダージリン向き、即ちダージリン行きの場合はボイラーを前に、グーム行きの場合はボイラーが後ろを向きバックしているように見えます。走行は3名、機関士(ドライバー)、投炭士(ファイアーマン)、砂撒士(サンドマン)。ファイアーマンはキャビンではなく、ボイラー所にいます。そうです。石炭はボイラーの両サイドにあるのです。サンドマンは適宜線路に砂を撒きます。ファイアーマンは勾配を予想し、石炭を釜にくべ、ドライバーは勾配で車輪が空転しないように慎重に蒸気圧を調整し、サンドマンがカーブや勾配にあわせて砂を撒く。人類初の動力蒸気機関を絶妙なチームワークで操る。窓からは煙は勿論のこと砂やらそして火の粉まで容赦なく飛び込んでくる。それでも、とても楽しく皆、笑顔で喚声を上げっぱなし!
2012年10月22日 (月)
ボリビア世界遺産の街々へ
「ウユニ塩湖とゲバラ周縁の地、ボリビア世界遺産紀行 12日間」の添乗より帰国致しました。旅を心から楽しみ、食事の際には話題が尽きることのない、総
勢10名様の皆様に同行させて頂きました。
この12日間のツアーの大きなハイライトは2箇所。ひとつは、ウユニ塩湖。乾季ならではの純白な世界を大いに堪能。トリック写真撮影大会は本当に盛り上が
りました。そしてもうひとつはゲバラ終焉の地、バジェグランデ、イゲラ村への旅。折しも訪れた日はゲバラ命日。墓には地元の人たちが花をたむけている姿を
垣間見ることができました。町のいたるところに「CHE VIVE」(チェは生きている)文字を見かけますが、まさにその通りだな、と感じた瞬間でした。
ツアーの大きなハイライトは2箇所ですが、ボリビアの魅力はこれだけではありません。「スクレ」や「ポトシ」といったスペイン植民地時代に造られた街々も
大いなる魅力という面では負けてはいません。本日はボリビアに眠る世界遺産の
都市をご紹介いたします。
2012年10月19日 (金)
白い黄金、中央アジアの綿花
先日、「中央アジア大周遊17日間」のツアーより帰国致しました。このツアーでは、ユーラシア大陸の真ん中、キルギス・カザフスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタンの4ヵ国を回ります。
最初の都市、キルギスのイシククル湖は、生憎の雨のち曇りといったお天気…朝晩の冷え込みも出てきて、もう秋だなあ、などと感じていた旅の始まり。
しかし、トルクメニスタンやウズベキスタンでは、日中太陽がじりじりと降り注ぎ、まだまだ残暑を感じました。
食卓には、スイカやメロンなど夏のフルーツと、ブドウやリンゴなどの秋のフルーツが一緒に並び、毎回の食事が楽しみな季節でもあります。露天やバザールでは、様々な果物の甘~い香りが漂います。私たちもその香りに誘われて、ついついバスストップ。その場で大きなスイカを切り分けてもらい、フレッシュなもぎりたてを頂きました!
2012年10月18日 (木)
アフリカの大地でヒトの原点を想う(エチオピア)
先日、ユーラシア旅行社の「エチオピア物語 18日間」から帰国しました。
この18日間のツアーはエチオピア北部の世界遺産ラリベラの岩窟教会やアクスムの古代墳墓、一枚岩のオベリスク、南部では未だに近代文明とは無縁の生活を送っている部族の集落を訪ねる旅です。古代遺跡から、エチオピア正教の聖地、強烈な個性の部族訪問と変化に富んだエキサイティングなツアーですが、本日はエチオピアの田園風景の素晴らしさと車窓から垣間見る人々の暮らしぶりをご紹介します。
「エチオピアがこんなに豊かな国土だったとは思わなかった。」
これはエチオピアを訪れたお客様の多くが抱く感想です。
「エチオピア」というと、1900年代に発生した大飢饉のイメージが拭えません。飢餓でお腹が異常に膨れた支援キャンプの子供たち。この写真のインパクトはあまりにも強烈でした。
しかし実際にエチオピアを訪れてみると、エチオピア高原にはどこまでも広がる青々とした穀倉地帯が広がっています。大麦、小麦、主食のインジェラの原料となるテフ、ソルガムなどの穀物をはじめ、コーヒーやバナナなどの特産品もあり、山の斜面は世界遺産に指定されるほど美しい段々畑として活用されています。
実はエチオピアの人口の約80パーセントは自給自足に近い農民。農村部では未だに電気も水道も引かれておらず、もちろん家の近くには買物ができる商店すらありません。バイクや自転車などの移動手段もないので、何をするにも必ず道を歩いて移動しなければいけない。私達はその道を通して人々の生活を垣間見るのです。
2012年10月17日 (水)
かかとを旅する(イタリア)
ユーラシア旅行社の「南イタリアを極める 10日間」の旅から帰国しました。
このツアーは主にイタリアのかかと部分、プーリア州を旅します。弊社でもメジャーとは言いがたい旅行先ですが、町中がバロック建築の町レッチェや、1セントコインの裏のデザインになっている謎の城、カステル・デル・モンテがあったりと実は魅力満載な地域です。
プーリアは山がちなイタリアの国土には珍しく平地の多い州で、農業が盛んです。なんと、世界のオリーブオイルのうち12%はプーリア産なのです。(国内では44%!)他にもブドウや硬質小麦、サクランボ、トマト、ブロッコリーがよく作られています。プーリアの人たちは畑を生業としている人が多いのですが、仕事のみならず趣味として自家農園を持っている人も多いそうです。「自分達が食べるものは自分達で作るのが新鮮なまま食べられるし健康」と考えています。プーリアの人々の休日は、親戚の農園でブドウを収穫しながら歌を歌ったりウワサ話をしたり、なんとも楽しそうで健康的です。
そしてプーリア州にはイタリア最東端の町があります。サレント半島のオートラントです。アルバニアまでたった70キロという距離のこの地は15世紀にオスマントルコ軍が攻めてきて800人のキリスト教徒が殺されたことで有名です。大聖堂には、そのとき殺された方たちの骸骨が見られます。これはちょっとショッキングです。大聖堂の床を覆う12世紀のモザイクも素晴らしく、見ごたえがあります。
オートラントは大聖堂も素晴らしいですが、それに勝るのが海の美しさです。このツアーでは何度かアドリア海を見る機会がありましたが、ここの海が群を抜いて美しかったです。あの色を何というんでしょう、ターコイズブルーというのかシアンというのか、透き通っていてキラキラしていています。それもそのはず、オートラントはイタリアの環境保護団体と環境推進団体が主催するブルーガイドにおいて、「イタリアで最も美しい海」として、その証明を意味する5の旗を獲得しているそうです。最東端なのでお正月には初日の出を見に多くのイタリア人が集まるそうです。この海美しいから出てくる太陽はどんなに素晴らしいことでしょう。海をぼーっと眺めて一日過ごすのも悪くないなと思いました。(名倉)
2012年10月16日 (火)
世界遺産シャークベイで野生のイルカと触れ合う(西オーストラリア)
この度、「西オーストラリア周遊とワイルドフラワー観賞の旅」より帰国しました。
南半球に位置し、日本とは季節が反対になるオーストラリアは、日本が秋になる9月に春を迎えます。1万2千種もの花が咲く春に西オーストラリアを訪れれば、他の国では見たこともないような珍しいお花が見られるのです。
お花にさほど興味の無い方でも、波のような形に削られた「ウェーブロック」や荒野の墓標と呼ばれる奇岩群「ピナクルズ」など見所が沢山あるのでお楽しみいただけますよ。
特に興味深いのはパースから北724㎞位置する世界遺産「シャークベイ」です。最西端に位置する半島は、サメがパカッと口を開いたような形。入り組んだ浅い湾では干満による潮の入れ替えが十分に行なわれず、塩分濃度も高くなり、他の地域とは違う環境を作っているようです。美しいコバルトブルーの遠浅の海にはなんと300種を超える魚や哺乳類が生息しているそう。また、世界最大の海藻の森があるため、人魚のモデルとなったジュゴンも生息しています。
シャークベイでのお楽しみは3つ。まず1つ目は地球上で最も原始的な生物「ストロマトライト」です。一見ただの岩の固まりに見えますが、実はこれが地球上に生物が生まれた頃から数10億年もの間、光合成によって酸素を発生させている、地球の歴史には欠かせない生物なのです。何も知らずただ海を眺めたとしてもキラキラと輝く海は美しいのですが「これが酸素を作っているのかー!」と思うと感動的です。
2012年10月15日 (月)
ウィーンに4連泊したら
9/14発「オーストリア一周とウィーンの休日11日間」の添乗より戻りま
した。この時期の日本はまだ残暑が残り暑い日が続いていましたが、オーストリアは20~25℃前後の気温で非常に過ごしやすかったです。また9月下旬はオーストリア中で秋祭りが開催され、この秋祭りのときには現地の方々が民族衣装を着て参加し、その町や村で作られたチーズやハチミツが屋台で売られていたり、音楽が演奏される中、ビールやワインを味わえるオクトーバーフェストのような特設テントがでていたりとこの時期ならではのイベントに遭遇できたのは非常にラッキーでした。 さて、このツアーではオーストリアの主要な街を巡り、知られざるオーストリアの大自然を満喫でき、更にウィーンになんと4連泊するところが特徴です。ウィーンに4連泊するほど見るところがあるの、と思われる方もいますが、ウィーンの街には一、二週間滞在しても退屈しない街です。美術館、音楽家ゆかりの場所、アールヌーボーなどの建築物、マルシェにカフェなど。小さな町だからこそ足を運びやすいのですが、狭い範囲に見所があり、ふと何気ない景色にも足を止めてしまうのでどうしても時間がかかるのです。美術館の作品は豊富でいて、門外不出の作品が多いのでウィーンに来ないと見ることが出来ない作品は必見です。門外不出の作品は日本に来ないので知名度はゴッホやルノアールなどフランスの有名画家に比べれば低いのですが、素晴らしさはひけをとりません! 特に世紀末芸術家を代表するグスタフ・クリムトやエゴン・シーレの作品は必見です。クリムトの作品で最も有名な「接吻」はヴェルベデーレ宮殿に展示されていますが、この作品は門外不出。またクリムトの作品はキャンバスに描かれるものだけではなく壁画も描いているのでこれまた門外不出。美術史美術館の階段ホールの天井壁画やセセッションのベートーベンフリースがそれにあたります。エゴン・シーレの作品もなかなか国外に出ない作品。レオポルド美術館は世界一のエゴン・シーレの作品を収容する美術館。
シーレの作品は衝撃的な性を表に出した作品が表立って画集や彼を説明する際に用いられます。しかしここには母親の故郷であるチェコのチェスキークルムロフの街を描いた作品が何点かあり、その絵は故郷を愛おしく思う心が表れているようで、いつまでも眺めていたくなるような作品もあります。クリムトやシーレの作品を全般的に見ることで、画家への先入観が消え、更にクリムトの絵が好きになった、シーレのこの作品はとても好きでシーレが好きになったという方もいらっしゃいました。
2012年10月12日 (金)
イスラエルの物価高と変わらぬ祈る姿
先日、ユーラシア旅行社の「聖地イスラエルを極める 9日間」より帰国しました。今回の現地ガイドさんは、イスラエルに嫁いだ日本人女性の方でした。その彼女からは、観光地の話はもちろんですが、普段の生活に関わる話も沢山聞かせていただきました。イスラエルといえば、イエスが現れた場所や、信仰心の篤いユダヤ人の姿など、宗教的なイメージが強く、もちろん観光はそういったものを多く見学しますが、それと同じくらいにガイドさんから聞ける日常的な話はとても印象的でした。それはきっと、イスラエルの暮らしぶりが、日本にいるとあまりイメージできないものだからかもしれません。
例えば、物価については日本よりも高いものも多いそうですが、日本車は関税率100%なので、ざっと計算すると、日本での価格の2倍でイスラエルでは販売されています。その影響で、どうしても日本車よりも韓国メーカーの車の方が多く売れているようです。また、ちょうど「i-Phone 5」の発売日だったのでスマートフォンの話題にもなり、日本での「i-Phone 5」の料金を伝えると、ガイドさんもドライバーも目が飛び出るほど驚いて、「お金を渡すから買ってきてほしい」とまで言われる始末。さて、イスラエルでスマートフォンはいくらするのでしょう?・・・あくまでも、ガイドさんやドライバーさんの話によるところですが、本体は少なくとも8万円ぐらい(i-Phone5なら恐らく10万円以上)、月々の使用料は最低でも1万円以上かかっているそうです。経済面でもきっとイスラエル特有の複雑な事情があるのかもしれません。
2012年10月11日 (木)
『星の王子さま』が降り立ったサハラ砂漠・モロッコ
ユーラシア旅行社の「エキゾチック・モロッコ」より帰国。サハラ滞在の日は新月に近い日だったということもあり、夜空を見上げた時、溢れんばかりの星が輝いていた。 私の中でモロッコと言えば「サハラ砂漠」そして「赤土色」という印象だが、皆様のイメージはいかがだろう。
ガイドさん曰く、「モロッコでは一日で四季を体験できるよ」と。北部は大西洋に面し比較的温暖な気候、中央にはアトラス山脈が走り涼しい気候、南部にはサハラが広がり灼熱の暑さを感じる事が出来る。砂や赤土ばかりの国ではなく、緑豊かなオアシスや青く輝く海が、訪れた人々を迎えている。 モロッコを訪れる目的は?
…モロッコには世界一の迷宮都市フェズや映画で有名になった大都市カサブランカ、映画撮影も行われる世界遺産アイト・ベン・ハッドゥなど、たくさんの魅力があるが、多くの人が「サハラ砂漠」と答えるだろう。
2012年10月10日 (水)
ベネズエラ・必見・美滝案内
先日ユーラシア旅行社の「緑の魔境ギアナ高地とテプイの懐深く」9日間の旅から帰国致しました。ギアナ高地の旅は基本的に大雨上等、スコールの中を雨合羽をしっかり着込んで勇ましく進む日が一日はあるのが普通なのですが、今回は太陽に溺愛されたお客様ばかりだったようで、観光中一度も大雨に当たりませんでした。
さて、ベネズエラへ旅する方の一番の目的といえば、やはり世界最大約1キロもの落差を持つ滝「エンジェルフォール」でしょう。確かに半日かけて川を遡り、ジャングルウォークを登り切って見える天使のヴェールには言葉を失います。
しかし!ベネズエラの滝はそれだけではありません!!数多の美しい滝の中でも特に私の好きな場所ベスト3をご紹介いたします。
2012年10月 9日 (火)
エチオピアンフード、インジェラを召し上がれ!
先日、ユーラシア旅行社の「エチオピアの神髄 9日間」より帰国しました。エチオピアは、1年を13ヶ月に分ける独自の暦を使う国。新年の始まりは西暦の9月11日にあたりますので、今回は「新年、おめでとう!」の雰囲気漂う・・・かと思いきや、アディスアベバの街中は、8月下旬に亡くなった前首相メレス氏を追悼するポスターや看板がたくさん。「多くの国民に支持されていたリーダーだったんだなぁ」と感じた、旅の始まりでした。
エチオピアには何があるの?とよく尋ねられます。エチオピア正教会のアフリカンな宗教画、エジプトに富をもたらした大河ナイルの源流・タナ湖、17世紀の欧州風の城が残るゴンダール、南部で伝統的な生活を営む諸部族、東部に広がる大地溝帯、そして、シバの女王とソロモン王の出会いから始まるアーク伝説等々。色々ありますが、どれもが、独自の文化を育んだ要素なのだと思います。また、文字もアルファベットではありません。さらには食生活も独特で、主食はライスでもパンでもない、インジェラとなりました。今回は私が大好きなこのインジェラをご紹介します。
2012年10月 5日 (金)
岩絵の主役は動物たち(ナミビア)
ユーラシア旅行社の「幻想のナミブ砂漠とヒンバ族を訪ねて10日間」のツアーより帰国しました。南半球にあるナミビアは9月になると春のような陽気を迎え、町にはジャカランダの花が美しく咲いていました。
ツアーではタイトルにもある通り、アプリコット色に輝く世界最古のナミブ砂漠を訪れ、昔と変わらない遊牧生活を続けながら誇り高く生きているヒンバ族に会いに行きました。さらにナミビア北部のエトーシャ国立公園サファリでは乾季のため動物たちが水場に集まってくる様子をカメラに捉え、じっくり観察することができました。
ツアーのハイライト以外にも、ナミビアには他にもまだあまり知られていない見所がありますのでご紹介させて頂きます。
2012年10月 4日 (木)
2012年10月 3日 (水)
消えた謎の王国、西夏の幻影を求めて(中国)
2012年10月 2日 (火)
秘境の中の秘境カバナヤンに宿泊(ギアナ高地)
先日、ユーラシア旅行社の「緑の魔境ギアナ高地とテプイの懐深く 9日間」より帰国致しました。この時期は雨季から乾季に移り変わるベストシーズン。今年は雨季の時期に雨が多かったため、エンジェルフォールを始め、グランサバンナにあるカマの滝やチナクの滝も思わず声を失ってしまうほどの大迫力でした。
最近ではギアナ高地も決して珍しい旅行先ではなくなってきています。エンジェルフォール観光の起点となるカナイマには比較的快適なロッジが建てられたり、お土産屋ができたりと観光化が進んでいます。そんな中、このツアーではまさにギアナ高地というような、秘境の雰囲気が味わえるカバナヤンに宿泊しました。カバナヤンの一番のポイントは、ソロロパンテプイ(卓状大地)の麓にあるということ。まわりには観光地を思わせるお土産屋や立派なホテルはもちろんのこと、民家などもなく、野原の真ん中にロッジが建っているだけです。大自然の中に建つロッジから見上げるテプイは大迫力でまるで異次元の世界にいるようでした。
最近のコメント