2012年10月 4日 (木)

知られざる王様の散歩道を歩く、秋の北欧の旅(スウェーデン・ノルウェー)

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先日、「秋色に染まるアビスコ国立公園とロフォーテン諸島を歩く 9日間」のツアーより帰国しました。9月中旬、日本はまだまだ残暑厳しく空港は半袖を来た人で埋め尽くされていましたが、現地はもはや涼しい季節は通り越しセーター必須の気温。最高気温12℃というスウェーデンとノルウェーで、ハイキングに行って参りました。短い夏が過ぎ、北欧は冬支度の少し手前の「秋」真只中。なぜこの時期、そんな寒いところへ・・?スウェーデンとノルウェーの秋の楽しみとは・・?と色んな疑問もあるかと思いますが、今回の旅の目的は「美しく紅葉した北欧の大自然をハイキング」すること。

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ツアーのタイトルにもなっているアビスコ国立公園は、スウェーデンが誇る、世界で最も美しいと言われるハイキングロードを有する国立公園です。そのハイキングロードの名前は「王様の散歩道(クングスリーデン)」。アビスコ国立公園内450㎞に渡って続くこの散歩道は、黄金に色づいた木々の木立の中、アビスコ川の渓流を眺めながら、秋が最も美しい道になります。450㎞はさすがに散歩道の領域を超えた広大な面積ですが、道自体は土と木道で整えられています。また、道の両側にはブルーベリーやキイチゴなどたくさんのベリー類が生え、お腹が空いたらちょこっとつまめるという、遠足に来たようなわくわくした気持ちで歩ける散歩道でもあるのです。ただ、さすがにツアーで450㎞歩くのは日数もかかるため、今回はそのうちの6㎞ほどを1日ハイキングにご案内させて頂きました。でも、歩きたいという方はこの全行程を、一週間かけて歩くことも出来ます。約15~20㎞のところに山小屋があり、宿泊しながら全行程を踏破することも可能ですので、ハイキングがお好きな方は是非チャレンジしていただきたいと思います。
今回ツアーでご案内させて頂いた道はアップダウンもほぼ無く、景色を見ながらゆったりと歩ける優雅な散歩道でした。赤、黄、橙に色づいた木々は、絵の具のパレットのようでいくら歩いても飽きることはありません。

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そして今回、ツアーでは王様の散歩道のほか、アビスコ国立公園が一望できる「ニューラ山」のハイキングにもご案内させて頂いたのですが、こちらもアビスコ国立公園へ来るなら外せないハイキングロードです。ロープウェーで中腹まで上がり、そこから1時間ほど、木々のないゆるやかな坂を上ったところで眼下を見下ろすと、橙色に染まったラップランドの大地が地平線まで広がり、“雄大”そのものです。そしてアビスコ国立公園のシンボルであるラッポーテン(ラップランドの門)の山並みも見えます。この門に見えるところはまるで人がくりぬいたような形をしていますが、全く人の手は加えられていない自然の産物です。私達が滞在していた時にはちょうど雪も降り、真っ白な粉雪をまとった、世界で一番美しい「門」になりました。そしてさらに、このアビスコを有名にしているものがあります。それは「オーロラ」。オーロラは100%自然現象のため、気象条件が整わないと見られない難しさはありますが、降水量がスウェーデン一、ということもありオーロラステーションという専用の観測所まで作られるほど、天気がよければ9月でもオーロラが見られる場所です。私達が滞在した2泊3日の間にも、なんと初日から大きなオ-ロラが現れてくれ緑と赤の大きなオーロラは24時までゆらゆらと形を変え、2℃の寒さの中夢中でオーロラを見続けました。前半は、ラップランドの自然を、ハイキングとオーロラで大満喫したのでした。

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後半はノルウェーにて、ロフォーテン諸島にて大西洋を見ながら、アビスコとはまた違ったハイキングも楽しんできました。日本と間逆の気候の地で吸う、澄み切った美味しい空気、水、そしてベリーの甘酸っぱさは、秋の北欧の大自然を心底体感できた9日間でした。(奥谷)

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