2012年10月17日 (水)

かかとを旅する(イタリア)

Otrant

ユーラシア旅行社の「南イタリアを極める 10日間」の旅から帰国しました。
このツアーは主にイタリアのかかと部分、プーリア州を旅します。弊社でもメジャーとは言いがたい旅行先ですが、町中がバロック建築の町レッチェや、1セントコインの裏のデザインになっている謎の城、カステル・デル・モンテがあったりと実は魅力満載な地域です。
プーリアは山がちなイタリアの国土には珍しく平地の多い州で、農業が盛んです。なんと、世界のオリーブオイルのうち12%はプーリア産なのです。(国内では44%!)他にもブドウや硬質小麦、サクランボ、トマト、ブロッコリーがよく作られています。プーリアの人たちは畑を生業としている人が多いのですが、仕事のみならず趣味として自家農園を持っている人も多いそうです。「自分達が食べるものは自分達で作るのが新鮮なまま食べられるし健康」と考えています。プーリアの人々の休日は、親戚の農園でブドウを収穫しながら歌を歌ったりウワサ話をしたり、なんとも楽しそうで健康的です。

そしてプーリア州にはイタリア最東端の町があります。サレント半島のオートラントです。アルバニアまでたった70キロという距離のこの地は15世紀にオスマントルコ軍が攻めてきて800人のキリスト教徒が殺されたことで有名です。大聖堂には、そのとき殺された方たちの骸骨が見られます。これはちょっとショッキングです。大聖堂の床を覆う12世紀のモザイクも素晴らしく、見ごたえがあります。
オートラントは大聖堂も素晴らしいですが、それに勝るのが海の美しさです。このツアーでは何度かアドリア海を見る機会がありましたが、ここの海が群を抜いて美しかったです。あの色を何というんでしょう、ターコイズブルーというのかシアンというのか、透き通っていてキラキラしていています。それもそのはず、オートラントはイタリアの環境保護団体と環境推進団体が主催するブルーガイドにおいて、「イタリアで最も美しい海」として、その証明を意味する5の旗を獲得しているそうです。最東端なのでお正月には初日の出を見に多くのイタリア人が集まるそうです。この海美しいから出てくる太陽はどんなに素晴らしいことでしょう。海をぼーっと眺めて一日過ごすのも悪くないなと思いました。(名倉)

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コメント

フェデリコ2世のファンです。なのでカステルデルモンテも行きたいのですが、世界遺産とはいえ、一般的なツアーの日程では、アルベロベッロやマテーラの方が優先度は高いのも分かる。なので当ツアーは希少価値あるけど、10日間は現役世代には長い。ポンペイやアマルフィを削りホントにプーリアだけにして7~8日間のツアーを作ってくれませんか!?

投稿: よしひこ | 2012年11月 7日 (水) 20時08分

この度はツアーへのご意見ありがとうございます。
プーリアは貴重な古代遺跡や南イタリアらしい庶民的な雰囲気が魅力的ですね。
現在のところ未定ではございますが、今後企画させて頂いた際には月刊誌のユーラシアニュースやインターネット上でも発表させていただきますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

投稿: 南欧担当:奥谷 | 2012年11月 8日 (木) 19時17分

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