心配ご無用!スプレンダーオブザシーズで行くアドリア海・エーゲ海クルーズ
この度、「アドリア海の真珠ドブロブニクとエーゲ海クルーズ11日間」より帰国しました。
このツアーは、イタリアのヴェネツィアから船に乗り、アドリア海、エーゲ海をクルージングして
またヴェネツィアに戻るという船の旅です。寄港地は南イタリアのバーリ、ギリシャではコルフ島、ミコノス島、アテネ観光の拠点となるピレウス。そして最後はクロアチアのドブロブニクに寄航しました。各都市を船で移動するので、好きな時にデッキに出て、キラキラと輝く美しい海を心ゆくまで眺められ、バスツアーとは一味違った楽しみ方ができました。
今回利用したのはロイヤルカリビアン社の「スプレンダー・オブ・ザ・シーズ」。ロイヤルカリビアンは35年以上の歴史を持つ米国の船会社で、21の客船を保有する世界最大のクルーズ会社です。スプレンダーは最近リノベーションしたばかりの船なので、内装もとても綺麗でした。船の大きさは大小ありますが、この船の総トン数は7万トン。船の旅の経験者なら10万トン以上の大きさの船に乗ってレストランを探すのにも迷ってしまい大変だったという記憶があるでしょう。その点、7万トンだと、少し大きなホテルかなと感じるくらいなので乗船した翌日には慣れてしまいました。アドリア海とエーゲ海という内海のクルーズだった為か、揺れもほとんど感じず、本当に海の上にいるんだよね?と何度も自問自答してしまった程です。
船の旅の良いところは、なんと言っても毎日の荷物出しが不要!ということ。一度チェックインしてしまえば下船まで同じ部屋を利用します。部屋や洗面所には充分に引き出しなど物を置けるスペースがあり、ハンガーもクローゼットの中にズラリと並んでいたので、スーツケースの中身は最初に全部出してしまって、まるで自分の部屋のように自由に使う事がで
きました。
船の旅では「洋服選びが面倒」と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、スプレンダーのようなカジュアル船では心配ご無用!7泊8日のクルーズではフォーマルデーは2日だけ。そして、フォーマルデーでも朝~夕方の服装は自由な点が気楽で良いです。昼にはTシャツ・短パン姿でプールサイドにいた人が、夕方ビシッとスーツで決めてレストランに登場した時にはみんなの注目を集めて女性にモテモテでした!男性はスーツにネクタイ、女性はワンピースにアクセサリーでお洒落に決めている方が多かったですが、着物の生地をアレンジしたチャイナスタイルのワンピースなど、個性的な衣装も多く見られました。
また、タキシードのレンタルを利用している方もいらっしゃいました。フォーマルデーの為に衣装を持ってくるのは面倒だし、帰国後のクリーニングの心配も無いからお勧めだよ!と言っていました。
船の旅のもう1つの心配事が「運動不足」でしょうか?スプレンダーのアクティビティでは、朝からストレッチやダンス教室など沢山の運動プログラムがあります。私も運動不足解消の為に数名のお客様と一緒に「朝のストレッチ」に参加してみました。インストラクターは英語ですが、言葉の違う沢山の国のお客様のために、ジェスチャーで分かりやすく教えてくれました。どんな内容か?ついていけるかな?など心配はご無用!とりあえず時間に指定の場所に行って、インストラクターの動きを真似していればいいのです。途中まで参加して後半は見ていただけ、という人も、逆に途中から来て参加する人も多いので、皆様も気が向いたら時にフラリと足を運んでみてはいかがでしょうか?
また、日本では毎日ウォーキングしているというお客様がデッキのランニングコースを歩いている姿も見かけました。日本の住宅街とは違って、美しいエーゲ海と遠くの島を眺めながら歩いているので目も良くなりそう!なんて話していたのが印象的です。
これから船の旅を検討されていらっしゃる方は、少しは心配事が解消されましたでしょうか?一度経験してしまえば「とにかく楽でいい!」という声を船リピーターの方からよく聞きます。(関根)
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