2012年11月16日 (金)

心に残る景色と言葉~南西フランスの旅~

10月発「南西フランス、絵のような風景へ13日間」の添乗に行って参りました。

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日本より一月先をいくような気候で、ツアーの後半では気温が初冬のような冷え込みとなりました。その気候ゆえ、木々は色付き黄葉の景色を愛でることが出来ました。特にツアーの後半で訪れたサンテミリオンでは、ブドウ畑がちょうど色付いていたときで綺麗な黄葉のブドウ畑を眺めることが出来ました。

さて「サンテミリオン」という地名を聞きますと真っ先に思い浮かべるのは先述した“ワイン”や“ぶどう畑”ではないでしょうか。サンテミリオンを観光するとなると、そのイメージから直結してワイナリー、シャトーの見学とワインの試飲につながりがちです。

しかしサンテミリオンでは、町中にも観光名所があります。サンテミリオンの町名の由来となった聖エミリオンが庵を構えた場所が現在のサンテミリオンの町の中心であり、多くの巡礼者が訪れる場所でもあるのです。

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そして聖エミリオンが亡くなった後、彼を慕う人々により造られたカタコンベと一枚岩の教会「モノリス教会」は洞窟式教会としては欧州で最も規模の大きなもの。岩をくり抜いて造られた教会内部の上には4,500トンの鐘楼が建っており、それを教会内部にある太い4本柱で支えていることも驚きです。

聖エミリオンが庵を構えた洞窟も彼を埋葬したカタコンベもモノリス教会もサンテミリオン観光局ガイド同行の下で入場観光することが出来る場所です。これらの観光を終え、最後にガイドさんが私達にこう言いました。「サンテミリオンというと日帰りで訪れるほとんどの人がワイン畑やシャトーだけを訪れて帰ってしまいます。しかし私達の町には、歴史的に重要で価値のあるものがあります。今日はサンテミリオンの発祥となる場所をご覧頂きありがとうございました!」と。自分の町の歴史に誇りを持ち、大切にしている気持ちが伝わってきて非常に感動したメッセージでした。

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美しい光景、素晴らしい歴史に触れることも旅行の醍醐味ですが、地元の人の心や精神に触れて感動することもかけがえのない思い出となるものだと感じたサンテミリオンでの出来事でした。

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