橋の美しさに魅せられて、しまなみ海道ウォーキング!
今回のツアーで歩いて渡った橋は2つです。まず一つ目は多々羅大橋。生口島と大三島を結ぶ1480mの橋です。この橋は斜張橋という形式のものです。鳥が羽を広げたような形の橋は、瀬戸内海に舞い降りた白鳥のようです。その姿はうっとりするように美しいのです。さて、ウォーキングをスタートすると、始めはゆっくりと坂道を登ります。そして、橋の上に着くと、絶景が広がっています。遠くに視線をやると、小島がいくつも浮かぶ幻想的な景色が続いています。生口島は平山郁夫画伯の出身地です。平山氏自身もこの景色を絵画に残しており、夢幻の世界を歩いたような気がしました。
そして、歩いて渡ったもう一つの橋は来島海峡大橋です。大島と愛媛の今治を結ぶこの橋は、全長4105m。世界初の三連吊橋です。貴婦人がドレスのトレーンを引くように優雅で、堂々とした姿をしています。橋の裾からゆっくりと歩き始めました。橋は海面から65mもありますので高度間があり、下を覗くとスリル満点!? 瀬戸内海に浮かぶ島々が、いくつも連なる美しい景色を望みながら、しまなみ海道で空中散歩を楽しむことができました。ゆっくりと歩いて橋を渡る楽しさを実感する旅となりました。(斎藤さ)
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